30年会社で我慢したなら、残り10年は自由で居たいものです。『50歳からは、「これ」しかやらない 1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手な終わらせ方』
『50歳からは、「これ」しかやらない 1万人に聞いてわかった「会社人生」の上手な終わらせ方』は、老後への準備期間として50代を捉えるビジネス書です。
「サラリーマンの人生:会社に振り回される人生」「会社に忠誠を誓ったところで、会社はもうあなたを守ってくれない」「定年後のコンセプト:短い言葉でキャッチコピー的に表現する」など、これまでの会社人生を否定し、自分の人生を模索するための方法が載っています。
特に「50代以降の定年後プランを4段階に分ける」は、定年後を生きる上で大事なことです。
「50代:準備期間」「60代前半まで:試行期間」「70前半まで:本当の人生前期」「75以降:本当の人生後期」に分けて計画を立てるのです。
定年後を幸せに生きたいサラリーマンにオススメです。
「青春とは心の若さである」「50歳を過ぎて“やりたくないこと”をやるのは時間のムダ」「歳を取ることは悪いことではなく賢くなれるチャンス」などを通して、「やりたいこと」に時間を費やす人生に変えてくれます。
特に「50代までに出世レースを降りた方が、楽しい老後を送れる」は、出世とは無縁な前山に救いをもたらします。
「定年後には会社も上司もなくなる」からです。
出世レースを邁進すると、「他者評価」から「自己評価」への変化に対応できなくなるのです。
老後を楽しく送りたいなら、出世をあきらめるという選択肢も「あり」かもしれませんね。