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高齢者は、「我慢や無理をやめる」ことで、幸せな状態で人生を終わらせることができます。『80歳の壁』

『80歳の壁』は、今までの高齢者の医療を否定するビジネス書です。

「年を取るとガンの進行が遅くなるため、放っておいても大丈夫」「80歳を過ぎたら我慢をしない、という生き方です」「認知症:病気より老化現象/年を取ると誰にでも起こる症状」など、今までのやり方が寿命を減らす方法だったことがわかります。

特に「80歳を過ぎるような高齢者は、手術の必要はない」は、ガンの手術をしても寿命を増やせないことを示しています。

「年を取れば取るほど、ガンの進行が遅くなり、転移もしにくくなる」から、高齢者の場合はガンを放っておいても問題ありません。

逆に「ガンの治療:体へのダメージは甚大で、体力も大きく落ちる」ために、元のような生活ができなくなるから、ガンの治療は意味がないのです。

80歳を超えても幸せに、元気に過ごすためにも、今までの常識を破棄してください。

 

「病院に行かないほうが死なない」「日常生活の活動レベルを落とさないよう、最小限の薬にとどめる」「血圧や血糖値を下げても、ガンのリスクは減らない」などを通して、病院に常駐している高齢者を家に戻す理論です。

特に「認知症の進行を遅らせる方法:頭を使ったり、体を動かしたりし続けること」は、認知症として家に閉じ込めてしまったら、より進行が速くなることを教えてくれます。

認知症とは、「だんだん何もしなくなる病気」です。

変なことをしたり、徘徊したりするのは、症状の一部でしかありません。

そのために、運動をすることが認知症を予防するには必要です。

ただ運動と言っても、激しい運動ではなく、「80代に一番お勧めの運動は歩く」と、歩くだけでいいのです。

健康的な高齢者になりたい方は、一度読んでみることを勧めます。

 

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