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DXの仕事をしたい方にオススメのIT知識です。『先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務』

『先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務』は、DXの業務の一部であるITの運用管理の知識が学べるビジネス書です。

「システム管理者の仕事:会社にある様々なPCやシステムを、社員がスムーズに使える環境を整えること」「DNSサーバ:ネットワーク上の電話番号案内サービス」「データセンター:自社で購入したサーバ本体(ハードウェア)そのものを外部に預けるというサービス」など、あまり知られていない運用管理の基本的な事柄が学べます。

特に「最初にOSの学習を勧める理由:OSがサーバの基盤だから」は、システムの管理者の優先順位を知ることで、効率的な仕事運営ができます。

「システム管理者の学習の優先順位:OS/アプリケーション/セキュリティ/ハードウェア/ネットワーク」と、OSの優先順位が高いことがわかります。

逆に言えば、OSを知らなければ、社内のネットワークを構築することすらできないのです。

DXに憧れていて「何を学習していいのかわからない」と悩んでいるDX希望者は、まずは初歩的なこの本から学んでみてはいかがでしょうか。

 

「オンプレミス:社内サーバを設置して、自社内で運用する」「アクセス権は最小にする…これが基本姿勢だ」「故障の対処は交換が基本」などを通して、普通では知らない運用管理に必要な知識を活用することができます。

特に「EOL(End Of Life):製品のサポートや更新プログラムの提供が終了してしまうこと」は、意外に知られていない運用管理の基本事項です。

「EOLを迎えた製品は故障修理などのメーカーサポートを受けられなくなる」ので、基本的にはEOLの期間を超えないようにする必要があります。

最近だと2022年6月15日に「InternetExplorer」のサポート切れが問題となりました。

DXの専門部署を立ち上げても、自分の会社の社内運用のHPが、サポートが切れたIEのままの企業が多数あるからです。

DXを推進していくためにも、ITの運用管理の仕事内容を知る必要があるでしょう。

 

#先輩がやさしく教えるシステム管理者の知識と実務 #木下肇 #翔泳社

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