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「起業家になる醍醐味:自分の人生の独裁者になれる」に痺れました。『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』

『起業のすすめ さよなら、サラリーマン』は、40代でも起業し、創造を増やしていくためのビジネス書です。

「日本には、自己満足に陥る“罠”が随所に張り巡らされています」「アントレプレナー:経済リソースを実りの低い領域から高いエリアへとシフトさせる人」「新しい現実を素直に受け入れて、貪欲に学び、われさきに行動していく」など、成長しないサラリーマンでいることよりも、成長し続ける起業家を目指すことを勧めています。

特に「起業:飛び級でリーダーになるための高速道路」は、仕事の成熟度を見ると日本人が米国人より10歳も下であり、その差を埋めてくれるシステムだからです。

「仕事の成熟度:日本人40歳=米国人30歳」とあるように、理由は「米国では若いときからチャンスを与えられて戦っているから」です。

つまり、戦っていないので、日本人は大学を卒業してから40歳になるまで成長していないのです。

今からでもいいので、前山のような40代サラリーマンは、「大企業→スタートアップ幹部→自ら起業」のルートを通って自分を鍛えるべきです。

 

「起業家とは何かしらの狂気を宿しています/予定調和は壮大な無駄を生むのです」「人間は、人生の最低ラインが見えた方が、大きなリスクに挑戦することができる」「ビジョン:怒り/コンプレックス/志/夢などの感情を言語化/体系化する」などを通して、予定調和を否定し、日本をある意味、狂気で包み込むことを提案しています。

特に「賢いスタートアップの選び方:創業者がいる/創業者が好き/ビジネスモデルが強靭/センスがある/報酬制度がフェア」は、大企業の次にキャリアアップしていくスタートアップの幹部になるための選択方法です。

創業者がいなければ会社は失速しますし、創業者を嫌っていては仕事になりませんし、ビジネスモデルで会社の成長は測れますし、統一感のある思想がなければ意味がありませんし、大企業から移るのであれば美味しい報酬は基本事項だからです。

キャリアアップの選択肢の一つとして、スタートアップの幹部を目指してみてはいかがでしょうか。

 

#起業のすすめ #さよならサラリーマン #佐々木紀彦 #文藝春秋  

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