公文書偽造は犯罪です
(985文字)こんばんは!
私の勤めている会社は、建築確認申請を受け付けている会社で、平成10年に今までは市役所等で行っていた業務が民間に開放された機関です。
100%民間機関でありながら、「みなし公務員」という立場にあります。
民間だったら良いという訳ではありません。個人情報などかなり厳しい。
設計士さんや代理者さんが、たまに過去の申請書を見せてくださいと来店されることがありますが、お見せできるものではありません。
もちろん閲覧規定に沿った形での閲覧は可能ですが、それはあくまで建築主さん本人か、もしくは、建築主さんの同意が必要な場合に限りです。
近隣の方や、隣地で建築の計画がありそこの状況が必要な場合は、行政(市役所等)へ報告している「建築計画概要書」というものを閲覧するというのが基本的な方法です。もちろん市役所で保管されております。
そして、情報システムも専用回線を引いて、閲覧した際も誰が何時に閲覧したかどうかの履歴も残るようになっております。
そんな感じでとにかく厳格な機関なのです。
審査後の申請書や設計図を含めた設計図書一式も厳重に保管されます。
私の勤めている会社の場合
直近5年間:建物内の書庫
それ以降の書類:4棟の倉庫
に入れます。過去の事件により設計図書の保存期間が「5年」から「15年」になり、一気に保管する倉庫が必要になったためこのような形になっております。もう増えないことを望みます。
一旦書類が倉庫に入ると、施錠し、責任者がその鍵も含め管理をします。
必要の際にはその責任者が鍵を開け、いつ、誰が何の理由で取り出したかを記録しておきます。
もちろん、一旦交付したものですので、修正等も行うことができません。
もし、そのようなことが起こった際には、行政へ報告しているものはまずは行政へ連絡し、その確認後、設計者や代理の方に連絡をして、所定の手続きを行った上、修正もしくは加筆を行います。
削るなんてもってのほかです!
そんな厳格な機関で今日も頑張る一審査員なのでした。
え? 「タイトル」についての説明? 画像?
いやいや、これでいいのです。
これがいいのです。
最後まで読んでくれてありがとう。
今日も一日終わるで!^^;