見出し画像

「Money Forward クラウド」と「freee」2つの会計ソフトではじめての青色申告してみた話

「確定申告」そう聞くと、フリーランスや個人事業主の方からの
「気が重い。」とか「すごく面倒。」、「憂鬱、、、。」といった意見を良き聞きます。

ぼくもサラリーマンを辞めてからは所得税の確定申告はしていたのですが、2021年の4月に「個人事業主」になって「青色申告申請書」を提出したので、晴れて「青色申告」の対象者となったのです。

簿記の知識があるわけでもないので、会計ソフトを使うわけですが、数ある会計ソフトの中で自分に合っているものは何かを選ぶために「Money Forward クラウド」「freee」の2つの会計ソフトを実際に使って確定申告書の作成をしてみました。

会計ソフト紹介

個人事業主向けの会計ソフトといってもたくさんの数がありますが、種類としては大きく分けて2種類。

・クラウド型
・インストール型

クラウド型はデータをクラウド上で扱うので、PCやスマホでデータを共有できて、入力などの作業も場所や時間を選ばずしやすいです。しかし、月額や年額料金がかかってしまいます。

インストール型は特定のPCにソフトをインストールするもので、作業は固定の端末になりますが、一度購入してしまえば追加料金なしで利用し続けられます。

ぼくはスマホとPCどちらでも入力作業などをしたいので「クラウド型」を選択しました。その中でも代表的なのが下の3点です。

・やよい会計
・Money Forward クラウド
・freee

各会計ソフトの「機能・料金比較」

それぞれの会計ソフトの機能と料金はどのような差があるのでしょうか、ここではフリーランス・個人事業主長期にわたって使用することを前提として、初回の無料や割引サービスは無視します。また、料金プランはお得な年払いでの比較になります。比較するプランは下記の通りです。

・やよい会計:ベーシックプラン
・Money Forward クラウド:パーソナルプラン
・freee:スタンダードプラン

各会計ソフトの基本的な機能を比較してみました。

料金はほぼ同じですが、
自動仕訳は「やよい」「Money Forward」が優位。
操作サポートは「やよい」→「freee」→「Money Forward」の順
請求書等の作成は「Money Forward」→「freee」→「やよい」の順
でしょうか。

しかし、ぼくが選んだのは使ってみないと分からない点が大きな判断基準になったのです。

実際にふたつの会計ソフトを使ってみた結果

結論から話すと、今回ぼくが最終的に選んだ会計ソフトは
「Money Forward クラウド」
でした。

その理由は、

・使用しているすべてのクレジットカードのデータ連携が出来た
・『Money Forward ME』という家計簿ソフトを使用していた

この2点が選んだ理由でした。
では他のソフトはどうだったのでしょうか。

まず「やよい会計」ですが、ぼくの勘違いでMac版がないと勘違いしていました。ぼくは普段Macbookを使っているので、やよい会計は最初から候補から外してしまいました。現在はMac版のやよい会計もあるので、検討してもいいと思います。

ということで、今回は「freee」「Money Forward クラウド」の2つのソフトを実際に使ってみました。
というのも、これから長く使っていくと思うソフトなので、使ってみないと分からない事もあると思い、実際に使ってみて決めたかったんです。

どちらのソフトも銀行口座やクレジットカードと連携して帳簿入力ができるので比較的楽に入力作業ができます。ただ、簿記の知識がない自分としてはやや苦労したところもありましたが、勉強しながら入力作業を進めました。

作業を進めるうちに2つのソフトの差が明らかにになってきました。
まずは「Money Forward クラウド」ですが、元々ぼくは「Money Forward ME」(以下ME)というソフトで家計簿をつけていました。MEですでにクレカや銀行口座のデータ連携をしていたので、Money Forward クラウドとの連携は容易でした。基本的には今までつけた家計簿をもとに帳簿に記入するものなのか、プライベートなのかを仕訳すればいいだけなのです。

では一方の「freee」はどうでしょう。実はfreeeも「銀行口座」「クレジットカード」を連携させれば入力作業はさほど面倒なものではありません。普段から現金はあまり使わないので、銀行口座とクレカのデータを連携させれば入力項目はMoney Forward クラウドとそれほど差がありません。

しかし、freeeの場合、ぼくが使用しているアプラス系のクレジットカードのデータ連携が出来なかったんです。これを手動で入力する手間が増えてしまったのと、普段から使っている家計簿ソフトとの連携の良さが決め手となり、「Money Forward クラウド」に軍配があがりました。

まとめ

今回実際につかって会計ソフトを選んだ結果、ぼくに合っていたのは
「Money Forward クラウド」
ということになりました。この結果がみなさんに当てはまるかはわかりませんが、ぜひ参考にしてみてください。
会計ソフトは「無料期間」があったり、月払いでしたら¥1200/月程度で使えるので、実際に触ってみて決めるのもいいと思います。

いいなと思ったら応援しよう!