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いわた書店さんの一万円選書に当選しました!~前編~

先月、ネットに勝る本屋さんの機能は選書にあるのではないか、という自論をまとめたnoteを公開しました。

選書ブームが静かに起こりつつありますが、「一万円選書」は北海道のいわた書店さんがルーツとして知られています。


2019年10月8日。

Twitterでいわた書店さんのツイートが拡散され、2019年度の一万円選書の募集開始を知り、早速その日に申し込みました。

そして先週、待ちわびた当選の連絡がようやく届いたのです!!


いわた書店さんの一万円選書の流れは以下の通り。

①当選の連絡と共にカルテが添付されており、カルテに記入して返信

②カルテを基にいわた書店岩田徹さんが選書

③見積もり金額を確認して入金後に発送


ではそのカルテには何を記載するのか、選書に関係する項目としては

・これまでに読んだ本で印象に残っている本BEST20

・仕事、最近気になった出来事、ニュース

・よく読む雑誌

・年齢、家族構成、これまでの人生でうれしかった事、苦しかった事等

・何歳の時の自分が好き?

・上手に歳をとることが出来ていると思うか?10年後はどんな人になっているか?

・これだけはしないと心に決めていることは?

・いちばんしたい事は何?幸福とは何か?

と本についての問いだけではなく、自分の内面に触れるような質問も多くありました。


私は現在31歳。薬剤師で薬局の二代目経営者。雑誌はほとんど読みません。

これまでに読んだ本で印象に残っている本BEST20は、読書ノートを振り返りながらなるべく最近読んだものに偏らないよう注意して選びました。

①えんぴつの約束(アダム・ブラウン)
②イニシエーション・ラブ(乾 くるみ)
③安藤忠雄 仕事をつくる(安藤 忠雄)
④握る男(原 宏一)
⑤ありふれた愛じゃない(村山 由佳)
⑥虹色のチョーク(小松 成美)
⑦最後の秘境 東京藝大(二宮 敦人)
⑧パラレルワールド・ラブストーリー(東野 圭吾)
⑨藤原和博の必ず食える1%の人になる方法(藤原 和博)
⑩なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか(嶋 浩一郎)
⑪コミュ障でも5分で増やせる超人脈術(メンタリストDaiGo)
⑫戸村飯店 青春100連発(瀬尾 まいこ)
⑬葉桜の季節に君を想うということ(歌野 昌午)
⑭7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)
⑮AIvs教科書が読めない子どもたち(新井 紀子)
⑯楽園のカンヴァス(原田 マハ)
⑰売上を、減らそう。(中村 朱美)
⑱二代目が潰す会社、伸ばす会社(久保田 章市)
⑲流浪の月(凪良 ゆう)
⑳読みたいことを、書けばいい。(田中 泰延)

順番にあまり意味はないのですが、以上20冊が私がチョイスした本です。

嬉しかった事、苦しかった事などをオープンにしても問題はないのですが、だらだらと長くなるので割愛しました。


カルテを見たときには結構な質問数だと思いましたが、会ったこともない人にこれだけの質問でその人に合う本を、それも一冊ではなく一万円分選ぶとなれば頭を捻ったところで簡単に選べそうにはありません。

少なくとも自分が選書する立場でこの「瀬迫貴士さん」に一万円分を選ぶとなったら、もっともっと聞きたいことがあるようにも思います。


ある書店員さんによれば「神業」ともいえるいわた書店岩田徹さんの一万円選書。

2020年の一万円選書の受付は10月6日(火)から8日(木)の3日間です。

気になった方は是非ご応募ください。

どんな本が届いたのかは追って報告させていただきます。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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