『捨てられたアートを拾う』 日報:2022年5月18日
ストリートアートが好きで、街で見かけるたびに写真を撮っています。
僕がストリートアート・アウトサイダーアートに美しさを感じる理由は、雑多で猥雑な雰囲気が蠱惑的なのはもちろんですが、究極的には違法で、法の庇護下に無いことに魅力を感じるのだと思います。
そういう意味ではイリーガルなアートっぽいものにも魅力を感じていて、この前は駅のホームのベンチに捨てられていたスターバックスに魅了されました。
駅のホームで中身の残ったフラペチーノを見つけた瞬間にテンションが上ってしまい、写真を連写しまくった後「これをこのまま置いて帰るのは倫理に反するよな」と思い手に取ったが最後、中身の入ったフラペチーノを駅のゴミ箱に捨てるのも憚られてしまい、誰が飲んでいたのかも分からないフラペチーノを自宅まで持ち帰るハメになりました。
傍から見れば捨てられたフラペチーノを持ち帰ったヤバい奴なので、僕自身がイリーガルな存在としてアウトサイドに落ちかけているのかもしれません。
誰か助けてくれ。
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