私は中学卒業後、私立高校に数ヶ月在籍した後、学校へは次第に行かなくなり、そのままのなり行きで調理場で朝から晩まで働くという人生をスタートした。 思えばそれが人生最初の転職であったかもしれないが、その時の本人は全くそんな意識はなく、ただ「学校という行きたくない所に行かなくて済んだ」と言うような安易な感覚だったと思う。 それから25年が経ち、間もなく40歳になろうとしているが、あの時と同様に調理場で働いている事に変わりはないが、雇われるのをそろそろやめて自分で事業を起こそうと考え
とボヤく部下を持つ上司の心情。