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一つにとらわれすぎない

いいこともわるいことも。
大きな出来事があるとそのことにばかり意識が向く。

良い意味で没頭するのならいいが、他にやらないといけないことがあるのに、意識がその場所から離れられない。

そのことを最初に経験したのは恋愛じゃないだろうかと思う。

何をするにしても好きな人のことが気になって仕方がないとき。
勉強や部活のことよりも、その人のことをいっつも気にしている状態。

本当は部活に集中したいと思っているのに、経験が浅く初めて人を好きになるという感覚にどう対処していいかわからなくて、気持ちに身をゆだねるとそっちばかり気になる。

そういった時って他の人から見たらバレバレで。
だいたい迷惑をかけていることが多い。

仕事でも成功もするし失敗もする。

一つの成功に舞い上がっていると、気が大きくなって関係のない人に対してまで横柄な態度を取ってしまったり、逆に失敗したり上手くいかなかったりすると、他の人にまで迷惑をかけているかもしれないと萎縮してしまう。

一緒に仕事をしていて、ぼくが個人的にすごいなと尊敬する人は「態度が常に変わらない人」だ。どれだけ大きな成功や失敗をしていても、感情的にならず次にすべき行動は何かを常に考え続けられる人。

そういった人は一つ一つのクオリティを大切にはするが、決して一つの物事に固執することはない。そんなスピード感で生きていたらたぶん追いつかないのだろう。

一つの出来事に一喜一憂しすぎず、感情をコントロールすることが大事。

エモい人ほど気をつけて。

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