運勢について
当たるも八卦当たらぬも八卦黙って座ればピタリと当たる。 色んな占いがあるが皆さんは信じますか?
統計学が基本となるのだがどうもそれだけでは説明できそうにない。 過去にあったことを当てることで信用を得、心をつかみ将来を予想する。
本当に先のことが解る のだろうか。この世界で有名な故細木かずこさんはその人の家の中の様子も見えるという。統計だ けではなくスピチュアルの要素も必要なのか。
こんなことがあった、家相を 見てもらうために家内が次女を連れて行ったときのこと。よく当たると評判のところで手の震えが 止まらない老婆が長屋でやっている四柱推命。三人目を身ごもっていたのだが「あんたのところは男の子 はできないよ」と言われその通りになった。また、「あんたの旦那さんは性格を変えたね!」と言わ れたのには驚いた。 それまでA型の性格が嫌でO型には近づけられるだろうと10年かかってようやくなれたかと思っ ていたところだった。勿論誰にも口外はしていない。
そういうことを思い行動すると言う定められた 運命なのだろうか。自分で選んだ道だと思っているだけで、選ぶ道も定められているような気もし てきた。
長らく占いから遠ざかっていた頃、道頓堀の昭和を模した建物でうろついていると占いコーナーがあって占い師と目があっ てしまった。あとでわかったことだが大阪の母と言われている有名な占い師だった。一言目に「あ んた体にメス入ったやろ!」ズバリ的中だ。死んでもおかしくない年廻りだったのだそうだ。 ある意味で占いや運命を信じているのだが、天災に左右されることはないのか?阪神淡路大震 災、東日本大震災では多くの方が犠牲になったがその人はそういう運命なのか。転勤の度に大 震災にあったという人がいたが、未だ健在ということはやはりその人の運命か? 随分前のことだが民家に墜落した陸上自衛隊のヘリコプター事故、何人かの些細なミスで起こったのでは ないだろうか。そういうことが他の人の人生を左右するのも運命なのだろうか。 占いに行った際にいつ何処で死ぬか、死因は何かを必ず聞いてみる。もしも正確にわかるのなら残された時間でやるべきことを計画できるのだが、誰も明確に答えてはくれない。本当に分から ないのか、この世界でタブーなのか。まあそんなことは分からない方がいいのかも知れない 。
人生最後の厄があけだいぶん経った。もう大きな災いは来ないことを祈っている。