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#1 男の育休”レジスタンス”スタート!①

私は、都会育ちのアラサー。現在は縁あってとある田舎町で、妻と一緒に暮らしている。

最近、大きな変化があった。待望の「長女」が生まれたのである。数年前、一度授かったことはあったがうまくいかず、夫婦そろって、本当に、本当に、待望の子どもだった。

私は、どうしても育休をとって、育児をしたかった。
妊娠を人に話せるようになった段階から、職場の上司や同僚と話し、確実に育休をとれるように調整をスタート。産まれた日から6週間。
育休期間にすべき仕事のめどを直近2ヶ月程度でぐわ~~っとやり、正産期に入って少ししたタイミングで周囲に引き継ぎ。完璧な状態で休めるようにした。

そして、いざ出産の日。いつ産まれるか分からず、病院は遠方だった(車で1時間)ので、いつでも運転できるような心構えをしていた。ちょうど引き継ぎが終わった翌日の深夜2時半ころ、妻に起こされる。

「破水したかも・・・」

すぐに病院に妻が電話。来てくださいということだったので、3時前に出発。車が動き始めると、10分間隔で陣痛がスタート。ベートーヴェンの第九を流しながら、安全運転で病院へ。とても緊張する運転。4時すぎに病院に到着。

いわゆる「前期破水」というやつで、まだ子宮口は指2本くらいしか開いていないと。そこから、病室で、妻と一緒に仮眠をとりながら過ごした。
6時頃、かなり陣痛が強くなってきた様子。今回、無痛分娩にすることにしていたので、このタイミングで病院側に処置を依頼。

この無痛分娩、タイミングがとても大事だが、うまいタイミングでやると本当に良い。妻の表情がとても柔らかくなっていた。
(無痛の処置は、効くまでに30分ほどラグがあるので、タイミングを外すと、何のための無痛だったんだ~~~~という状況でお産にまで行ってしまうケースも)

8時半頃、「そろそろ産まれますよ~」と助産師さんに言われる。そこから30分弱で本当に産まれた。鳴き声を聞けて、本当に、本当に嬉しかった。

その後、母胎の処置、子どもの一時的なケアや計測などがあって、2時間後、私はリリース。

コロナの影響もあり、その後の入院期間、父親は、1日に数十分の面会しかできない、というルール。

これはさみしい。それだけでなく不安。お母さんは、病院で沐浴・おむつがえなどなど、いろいろと教えてもらえるのに、お父さんの自分は・・・。今考えると感じなくて良い不安を感じていた。

そこから5日間、毎日病院に通う。両家の両親も喜んで会いに来てくれた。
私はというと、不安もあり、育児系の動画(おむつがえ、沐浴、ミルクの作り方などなど)を見あさっていた。
そして、いざ退院の日。午後に迎えに行ってから、いざ、育児生活がスタートした。

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