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「時代小説SHOW」 様にご紹介いただきました!

 表題の通りです(笑)。

 歴史・時代小説専門の貴重なレビューサイト、 「時代小説SHOW」さんに疾渡丸の第2巻を取り上げていただきました。

 実は、「中の人」の理流さんとは実際に面識もあり、日頃からとてもお世話になっております。本シリーズのスタートをとても喜んでくださり、早速、帯コメントも頂戴することになりました。

【新着本】早川隆さんの『幕府密命弁財船・疾渡丸(二)』

「時代小説SHOW」画面

 理流さんは、長年、この貴重なレビューサイトを運用されている、骨の髄まで歴史・時代小説大好きマン。私だけでなく、同期生の筑前助広さんや、その他大勢のネット出身の書き手たちにも門戸を開いてくださる、ありがたい業界のガイド役です。

 私に関して言えば、デビュー作の「敵は家康」に対し、発売後、全メディアにおいておそらく唯一の、きちんとした書評を載せてくださり、

「石ころしか持たぬ若者が、戦国の世を駆け抜けるエンタメ活劇」


またその年の単行本年間ベストテンにも入れていただくことができました。

「2022年時代小説ベスト10【単行本部門】」


 
 これが、デビュー後の無名作家の(ありがちな)苦闘において、どれほどの力になったか。

 われわれネット出身の文芸志向作家たちにとって、足を向けて寝ることのできない恩人なのです。

 もちろん、とても目の肥えたプロだけに、いい加減なものを書いたら、きっと優しくスルーされてしまうでしょう(震笑)。今回も、やや従来の時代小説とはテイストを変えた本シリーズの冒険的な部分について言及いただいており、今後、従来の時代小説の味わいとのバランスを、エンターテイメントとしてきちんと考えていかないと、いずれ厳しいお言葉を頂戴してしまうのではないかと思います。

 これからも身を引き締めて参ります。


 P.S.
 余談ですが、上記の年間ランキングにおいて、5位と7位の作品を手がけた若手の優秀な編集者が、現在、疾渡丸で私にビシビシと鞭をくれている担当さんです。彼とは、7位の作品が第11回日本歴史時代作家協会賞を獲得した際に出会いました(私は、文庫新人賞を獲得した筑前助広さんの応援で参加)。このときの審査員に理流さんが含まれており、ある意味で、仲立ちをしていただいたとも言えるかもしれません。ありがたいことです。

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