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2024年小学生向け、フィリピンのインターナショナルスクール入学手続き!

日本の小学校からフィリピンの小学校にしばらくの間お子様を留学させたいなとお考えの方へ参考になれば嬉しいです。
この記事は、私達親子は2023年に入ってからフィリピンの小学校に2年生から通わせようと計画して今まで準備してきた事について書いています!

入学に必要な翻訳作業や、アポスティーユの取り方、現地のインターナショナルスクールと日本にいながらどの様に連絡を取り,留学スタートまで進めていったかがわかります!


日本とは入学時期が違う

フィリピンは8月が入学シーズン(CIEは2024年は8月27日(火)からの予定です。)
日本は4月が入学シーズン
日本とフィリピンで入学時期に、4ヶ月のギャップがあったので準備を入念に出来ましたが、4月からの次の学年を通うのかそれとも、通わず4月からすぐにフィリピン入りするのか、判断に迷うと思います。

私の場合は小学2年生の1学期の途中(5月末)まで通わせてフィリピンに来ました。なぜなら、私の仕事の都合とアポスティーユや猫の輸出手続で時間が必要だったからです。

これには正解は無いので各家庭の判断でいいと思います、早めに来て家庭教師を雇って英語学習の準備をするとか。土地勘や生活に慣れるとか、早く来るだけのメリットは沢山あります。

フィリピンの小学校から求められる書類

フィリピンの各学校によって必要書類は変わると思いますが、概ね下記に示した書類を準備しておけば入学まで進めます。

  1. アポスティーユ(手続き完了から3ヶ月有効)

  2. 出生証明書(戸籍謄本、家族全員が載っているもの)

  3. 成績表

  4. 最終的な学年の修了証(私達は1年生の修了証でした。)

  5. 幼稚園の卒園証

  6. 2〜5を英語で翻訳したものをそれぞれ添付

  7. 校長先生の推薦状(英語で作成すれば翻訳不要)

  8. 入学が決まったら入学手続き書類一式の中に健康診断が含まれる場合のために母子手帳のワクチン接種の記録があるものがあれば写真を取っておくと良いです。あとで必要にあるかもしれませんので。

アポスティーユとは
「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のことです。提出先国はハーグ条約締約国のみです。アポスティーユを取得すると日本にある大使館・(総)領事館の領事認証があるものと同等のものとして,提出先国で使用することができます。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000548.html

日本の小学校でしておく準備

  1. 担任の先生や教頭先生へフィリピンへ留学する事を伝える。

  2. 転校日を報告する。

  3. 校長先生の推薦状と直筆のサインをもらう。
    自分たちで文面を考えて作成しました。
    (宛名は空欄にしておくのをお勧めします※1

  4. 成績表の翻訳※2

  5. 修了証の翻訳※2

  6. 翻訳した内容を学校に確認してもらう。

  7. 翻訳した書類(4〜5)にも同じように公印を押してもらう。

※1 私たちの場合は、入学希望の学校をフィリピンに入国してから変更したので、宛名が今回入学する担当者と違う名前になっています…。どうしようかな。
※2 3月末には成績表が出ているので、どんどん翻訳していきます!エクセルでもGoogleのスプレッドシートでもなんでも良いので書き込んでいきます。

日本の幼稚園でしておく準備

卒園証書と卒園証書の翻訳
翻訳にも園長先生の印鑑と公印を押してもらう。

アポスティーユ(沖縄から申請しました)

宣言書作成
公証役場(沖縄市)
法務省(沖縄県)
外務省へ郵送

宣言書
インターネットで検索してベースになりそうな文面を使ってグーグルドキュメントで作成しました。

公証役場へ予約して行く。
各市町村に公証役場がありますので電話で問い合わせてみます。
問い合わせ後、Eメールアドレスから提出書類を添付してチェックしてもらい書類不備が無いか確認してもらいます。

※(この添付の修了は  → この添付の修了は)※

このように提出書類中身を確認してもらいメールで添削してもらいました。
私達は3回ほどメールのやり取りをしました。

書類不備が無くなったらあらためて、公証役場へ訪問の予約ができます。
手数料11,500円かかりました。

作成した書類は一式ホッチキスで閉じられてしまします。

法務省
電話していつ訪問しても良さそうだったので、その日の午後に伺いました。
沖縄地方法務局長の印鑑をもらいます。
公証役場で宣言した書類に対して公認する作業と思って下さい。
待ち時間(15分くらいでした)、無料です
他の県だとわかりませんが電話をしてみれば教えてくれると思います。
さらにホッチキスで重ね綴じられます。


外務省
アポスティーユ申請書を書くために外務省のWEBサイトから申請書をダウンロードプリントアウトします。https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/page22_000550.html#section1

記入例です。↓
法務省で頂いた証明書に対してアポスティーユするイメージです。

レターパックで郵送しました(封筒でも良いですが追跡できるので便利)

  • 書類一式(ホッチキスで閉じてあるやつです)

  • アポスティーユ申請書(今回は1通)

  • 返信用レターパック(自分の住所と外務省の住所も書いて)

入学が決まってから必要な準備

学校側が準備してある入学手続きのフォームの中に病院で受ける健康診断がある。(母子手帳のワクチン接種の記録が大事になります。)
証明写真(サイズ指定があるので要注意です。現地の写真屋さんで撮影しました。)

どのように学校と連絡してしたのか?

Eメールだけでした。

住む場所を決めるのが先?それとも学校を決めるのが先?

私個人としては、学校を決めてから、住む場所を決める方がスムーズと思います。(ほとんどの方がそうだと思いますが 笑!)
しかし、私達のCIE入学はかなりイレギュラーでラッキーでした。

最初私たちはLahug(ラホッグ)にあるSage Prep Schoolhouse(通称セージ)の入学で進めていました。
住む場所もLahug(ラホッグ)で探していましたが、昨今の円安の影響でセージの授業料1年間分が約80万円になったところで気が変わりました。
高すぎる…私達親子は既に現地入りしていてましたが…。
加えて、私の仕事の都合で現在のセブシティのコンドミニアムを進められた事。
さらに、妻と息子は大の虫嫌いで山の近くの戸建てにあまり良いイメージがなかった。
セージのあるLahug(ラホッグ)は山側に位置しますので…。
戸建てにしようと思った理由は沖縄から飼い猫も一緒に連れてきていた為です。
つまり、たまたま教えてもらった物件に引越したところの向かいにインターナショナルの小学校があったのでした。

ただ、セブの小学校を色々と探すにあたってCIEWOODRIDGE International schoolB.R.I.G.H.T AcademySacred Heart SchoolELSA、最初に申し込みしたSageも事前に担当者にメールして入学に必要な書類一式を確認をしていました。

参考までに

校長先生の【推薦状】やアポスティーユの【宣言書】はインターネットにあった物をベースに自分たちに用に作り直しました。
参考までに推薦状を載せていきます。

グーグルドキュメントで作ったものです。


そもそも、決まった書式があるわけではないので、要点さえ押さえていればそれで許可がでます。

運が良かった事
成績表の翻訳に関しては沖縄という土地柄、米軍関係者が多くいる事もあり小学校にネイティブの英語の先生が在籍しており、私の翻訳を添削して頂きました。本当に感謝でした。

終わりに

アポスティーユも大変なのですが個人的には翻訳の作業も大変でした。
通知表にある「ろうかがかり」「くばりがかり」「スリッパがかり」等、訳せそうで訳せない物は悩みました。笑!
「ろうかがかり」「くばりがかり」はまぁなんとなく言い換えれるが。
「スリッパがかり」は私も何をする係なのか、並べるのか、散らかっているスリッパを片付けるのか、なんと言い換えれば良いのかわからなかったです。

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