【2021年就活・転職市場動向】化学・素材編
皆さんは、実験はお好きですか?
新しい発見を求める仕事はどういう仕事をするんでしょうか?
ほい!おはこんばにちは。たかしです。
今回は、【就活・転職市場動向】化学・素材編の記事になります。
IT・通信職の方や、化学・素材職に興味がある方などのご参考になれば幸いです。
化学・素材職とは
まず、化学・素材職はどんな職業なんでしょうか?
メーカーのための原材料や素材を研究/開発する仕事です。
食品や化粧品は、消費者の安全・健康志向の高まりによってニーズが多様化しており、酒メーカーが健康食品を開発したり、精密機器メーカーが新しい機能を持つ化粧品事業に参入するなど、新たな市場獲得が進んでいます。開発/研究は、新製品を世の中に送り出すための鍵を握ります。
主に、3つのメーカーに分けられます。
1.誘導品メーカー
誘導品メーカーは中間材料を製造するメーカーです。
基礎原料を基に、最終製品を製造するために必要な部品を製造する役割
を担っています。つまり、メーカーのためのメーカーと言えます。
2.電子材料メーカー
基礎原料や誘導品を、これらを取り扱うメーカーから購入して、
半導体やディスプレイなどの電子材料の生産を行うメーカーです。
製作した電子材料を各種メーカーに販売し、さらにそのメーカーが
製品を製造して、最終的に消費者に製品が渡るため、
ビジネスモデルはBtoBになります。
3.総合化学メーカー
一般的に基礎原料から中間材料、最終製品の各種製品までの一貫生産が
できる企業のことを指します。
この基礎原料の調達を行うのは総合化学メーカーがほとんどです。
私たちが日々使っている食品や、化粧品などの元になる製品を創る職業ですね。
この仕事がなければ、私たちが安全に食事も取れてないですね。
これも非常に大切な職業です。
職種別の転職求人倍率
同じ始まり方です!この表を8月中ずっと見て、覚えてください!笑
こちらが、2021年6月の求人倍率になります。
今回は、技術系(化学・食品)にフォーカスしていきましょう。
【求人倍率】0.84
<前月比> ※2021年5月との比較
0.00 →横這い
<前年同月比> ※2020年6月との比較
-0.06 ↓減少
前月比は横這いですが、前年同月比は減少していますね。
これは、やはり新型コロナの影響でしょうか。
コロナ禍で食品物の生産などが落ち込んだことによる影響が来ているだと思います。
前月比、前年同月比が落ち込んでる数少ない職種です。
今後の動向
化学・素材メーカーは、全体的に増加すると考えられます。
今年度の業績見通しは、大手総合化学メーカーを中心に増収・増益予想が大半を占めており、2021年下半期は積極的な人材投資が進むと期待されます。
新型コロナの影響を受けた化学素材も、業界各社の努力により、コロナ以前の状況に戻りつつあります。企業にとって、コロナ下で事業をどう成長させるかは大きなミッションであり、組織の課題解決に直結する人材が必要とされています。
化学・素材のトレンドには、カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)に適応した研究開発・生産体制の確立、DX(デジタルトランスフォーメーション)、5G/6G対応などがあり、これらに関連する求人が出てくる可能性があります。
企業のフェーズにもよりますが、化学・素材業界におけるDX人材は、IT業界の出身者やメーカーでのDX推進経験者が求められます。
ただし、化学業界はおしなべてデジタル化が進んでいないため、求められるスキルや経験は、企業やポジションによって異なります。
研究・開発のMI(マテリアルズインフォマティクス、計算科学技術)や製造ラインの自動化など、DX導入が今後伸びてくると予想されます。
おまけ 求められる人材
おまけの求められる人材です。
<化学・食品職で求められる能力>
1.スキルや経験
2.将来のビジョンが固まっている
3.自分の強みと得意分野を理解している
4.ビジネスモデルにこだわらない
スキルや経験としては有機高分子分野、電池関連材料の研究・製品開発に加え、化学物質管理、品質分野の規格、法規の理解も含まれます。
また、これに加えて自分の強みや得意分野を理解したうえで、「この分野で活躍できる」という具体的なイメージをお持ちの方が求めらえる傾向にあります。
なお、転職先に求める条件はあるかと思いますが、企業のビジネスモデルにこだわりすぎないことも大切です。
例えば、原料や素材を扱う「川上」に在籍しているのであれば、部品や最終製品の「川下」の業界にも目を向けるのも良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
こちらが2021年下期の動向化学・食品編になります。
化学・食品職の方や、これから化学・食品職になりたい方の参考になれたらなと思います。
では!この辺で!
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