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小学生と博物館。2025年2月は見どころ満載!(そして撮影)
エジプト展(六本木ヒルズ)
ここ最近、慌ただしい日々を過ごしていました。というのも、20代の男子学生2人の留学生をホストファミリーとして迎え、異文化の交流を楽しみながらも、普段とは違う生活リズムですごしていました。
我が家は年長と小学校1の男児2人。お兄さん2人が急に増えて大興奮。英語のはずなんだけれども、そんなことまったく意にも介さないで、日本語でしゃべりまくり。どちらかというと、留学生の日本語習得に寄与した展開でした。
親としては、自宅に20代男性が2人増えたことが大変斬新。自分たちの男児2人が、成長したらここまで大きくなるのかなと、感慨しきりです。
ホストファミリーは学校が家庭を募るボランティア式。当初申し出た時は、英語学習なんて、下心もありました笑。結果は、ポジティブな意味で的外れ。子供達にとってはお兄さん代りが見つかったり、自宅内でも生活を律する雰囲気がでてきました。親達たちにとっては、家族を客観的に見ることの良い機会でした。
そんな忙しさの合間に、週末は気分転換を兼ねて、六本木ヒルズのエジプト展と東京国立科学博物館の鳥展を訪れました。どちらも内容が充実していて、期待以上の見ごたえがありました。
エジプト展は、六本木ヒルズて展示。土日は時間予約制ですから注意してください。ブルックリン博物館から展示物を借りてきたということでした。初心者でも、古王国、中王国、新王国の流れに始まり、生活様式やミイラの棺まで、きっちり流れをおさえた展示をしてくれました。
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黄金の装飾品、緻密なレリーフが並び、まるで古代エジプトの世界へタイムスリップしたような展示でした。
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展示物もおおく、クフ王の頭像(といわれている)もしっかり置いてあって、CGで誤魔化していない正統派の展示でした。数百キロの石像も六本木ヒルズの52階に運び入れていて驚き。エジプトの文化に詳しくない人でも楽しめる内容でした。
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静止画はオッケーということで、OM-5を利用しました。レンズはM.Zuiko 45mm f1.8とM.Zuiko12-40mm f2.8。博物館は暗いですから、ISO3200や6400まで上げてしまいます。めんどくさいなーと、最近はJPEGで撮影を決めてしまっています笑。記録目的だったら、全然平気。
エジプト展は人気で混雑。被写体の展示物からはあまり距離をとらず、さっと撮影。最短撮影距離が短めのマイクロフォーサーズは役に立ちます。
鳥展
鳥展へ。国立科学博物館で初めて開催された鳥をテーマにした特別展ということで、展示の充実度は圧巻でした。まず目に飛び込んできたのは、絶滅したトキやコウノトリの剥製標本。人だかりの山がそこから動かない笑。
日曜日の開館直後、朝9時に行きましたが、じっくり観覧するのはほぼ無理な混雑具合です。じっくり見たい場合には複数回行くとか、平日に行く覚悟がよいです。
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場内は数えきれないほどの剥製標本。OM-1の鳥認識は剥製でもしっかり機能しました笑
先述の絶滅種はもちろん、普段は日本各地の博物館を巡らないと見られないような貴重な標本が、一堂に集められているのも見どころのひとつです。
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また、鳥の進化を解説するコーナーでは、デイノニクス(恐竜)の実物大レプリカが展示されていました。これを見ていると、「鳥は恐竜の子孫」という話がぐっと現実味を増します。
さらに、DNA解析による最新の鳥類分類についても分かりやすく説明されており、科学の進歩が鳥の理解をどれほど深めているかが伝わる展示でした。
ハヤブサはDNA的にスズメに近いという驚き。さらには、スズメ目は6700種もあって、2位のキツツキ目490種を圧倒的に突き放しているという解説にもさらに驚き。「生き残る」ということが自然界の勝者の定義であるなら、一番勝っているのはスズメ目なのかもしれません。
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さすが国立科学博物館。解説と展示には深さをもちつつ、平易さある解説で舌を巻くというか、底力を見せつけられた感じがします。
スポンサーはサントリーとキヤノン。OM-1を持ち込んですみませんでした笑。自宅にあるR5 Mark IIを使ってなかったから、出動しようかな、という気になりました。
鳥展は2月24日まで開催されています。
我が家は、帰宅後に撮影した写真を印刷して、子どもが図鑑作りをすることがあります。
大量になった写真は、キヤノンのCP1500で写真2枚を1ページに割り付け印刷。復習や博物館訪問の理解を深めるために役立つかなあと思い、帰宅後も子供のお相手が続きます。。。
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