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ニホンミツバチの飼育
ニホンミツバチの飼育は4年目ですが、現在の飼育数は2群です。1群は、自然入居で、1群は、害虫駆除業者さんが5月に捕獲した蜂球の群です。昨年春には、8群まで増えたのですが、冬越しできずに、今年の春には1群もいなくなってしまいました。
ミツバチの巣の中には、女王蜂は1匹しかいません。残りは働き蜂で、働き蜂はすべて雌です。春から夏の時期のみ、交配のために雄蜂がいます。春に分蜂して増えるのですが、新しい女王蜂が生まれる前に、冬越しした元の女王蜂は半分の働き蜂を連れて、引越しします。巣から出た働き蜂と女王蜂は、巣の近くの待ち合わせ場所にいったん集合してから、新しい住処に移動します。待ち合わせ場所で集合したものが蜂球です。下の写真は、飼育2年目に、私が飼育していた群から分蜂した蜂球です。畑で、近くに大きな木がなかったため、イチジクの木の根元に蜂球を作りました。イチジクの木の上部を切り取って、巣箱をかぶせて捕獲しました。
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分蜂の時、蜂球を作る前に巣箱の前に這い出してきて、下の写真のように巣箱の外が蜂でいっぱいになることもあります。箱に留まっている蜂は、この箱から出ていく蜂ですね。下に規則正しく並んでいる蜂は、扇風行動をしていて、この箱に残る蜂です。
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分蜂した蜂が蜂球を作りやすいように、分蜂板を作ってあげると、結構な確率で分蜂板に蜂球を作ります。下の写真は、巣の上に竹を渡して、竹の上に古い合板を載せておいたときに、その合板に作られた蜂球です。このように平らな板に作られた蜂球は網で簡単に掬い取ることができ、強制捕獲が容易になります。
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下のように10メートルくらいの高い位置で、枝が込み合った杉の木に作られた蜂球の捕獲は困難でした。
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巣箱の中の蜂の様子はこんな感じです。
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飼育数が増えてきたら、蜂蜜の採取もできます。ニホンミツバチの蜂蜜はほとんど販売されていませんので、セイヨウミツバチの蜂蜜とは異なり、とても貴重です。美味しいですよ。
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採蜜後の巣から採れる蜜蝋も、貴重です。いろいろな用途に使えます。
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今年の10月には、3年目の「巣箱つくり教室」を開催し、約20名の方に参加いただきました。ほとんどすべての参加者がミツバチ飼育未経験の方です。おひとりにつき、3段の重箱式巣箱を3組ずつ作っていただきました。来年も10月に開催しますので、興味がある方はぜひご参加ください。
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蜜蜂の飼育は、待ち箱を設置して、分蜂群が入居してくれるところから始まります。今年巣箱を作られた方も、来年3月ころから待ち箱を設置して、入居を楽しみに待つことでしょう。
ニホンミツバチの飼育と熱帯果樹栽培は別々に始めたものですが、何年かの後には、マンゴーの受粉にニホンミツバチを使用したいと考えています。ニホンミツバチの飼育と熱帯果樹栽培が融合します。
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