挙動不審の治し方9選
あなたは、挙動不審な自分が嫌だったり、情けなく感じてしまったりすることはないでしょうか。
ちょっと緊張状態になると、挙動がおかしくなり、周りの目を気にしてしまう・・・そんなことに悩んでいる人は、数多くいるものです。
しかし、それを治すにはどうすればいいのか、真剣に考えている人はほとんどいないのが現実でしょう。
多くの人は「自分はこういう人間だから」と、すでに諦めてしまっており、自分を改善させていこうとは考えません。
これはで、1年たっても、10年たっても、もしかしたら死ぬまで、その嫌な気持ちを抱えたまま生きていくことになります。
もちろんそれを覚悟している人は、無理に治す必要はありませんが、少しでも嫌だなと思う人は、何らかの対処をしなければいけないでしょう。
そこで今回は、挙動不審の治し方についてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
挙動不審の治し方
挙動不審1 落ち着いて行動するように心掛ける
挙動不審な行動というのは、心が急いているからこそ生まれてしまうものです。
何かに対する焦りが、意味不明な行動に駆り立ててしまい、他人から見ると「挙動不審である」と思われてしまうのです。
又、複数の焦りが重なれば重なるほど、挙動不審な行動は加速していきます。
これを治すためには、まず落ち着くことが大切です。
焦ることがあったとしても、まずはひと呼吸ついてみましょう。
そして、自分で思っている以上に、ゆっくり行動する習慣を付けてみてください。
ゆっくりした呼吸と行動は、心の中を落ち着かせてくれます。
また、そのように心掛けることによって、多少心の中に動揺が残っていたとしても、他人から挙動不審だと思われることはなくなります。
挙動不審2 他人の目を意識して行動する
挙動不審な行動は、「自分のことでいっぱいいっぱい」という状態の時に起こります。
言ってみれば、周りのことが何も見えていない状態の時に、人は挙動不審になることがよくあります。
なので、挙動不審を治すためには、他人の目を意識しながら行動する習慣を付けることが必要です。
「自分がこのように行動したら、他の人はどう感じるだろうか」と、常に1歩立ち止まるようにしましょう。
そして、自分の行動を客観的に見つめ直す習慣を付けるのです。
これによって、「このような挙動不審な行動をしたら恥ずかしい」という気持ちが自分の中に芽生えるので、自然と挙動不審な行動が少しずつ減っていきます。
挙動不審3 自分に自信を持つ
自分に自信がなかったり、内面において自分の軸ができていなかったりすると、挙動不審な行動が多くなります。
自信のないふわふわした内面が、そのまま行動にも表れてしまうのです。
なので、自分に自信を持てるように、自分の内面を鍛える努力をしましょう。
本物の自信さえ持てるようになれば、挙動不審な行動はいつの間にか姿を消しています。
挙動不審な行動そのものを治すよりも、本物の自信を持つようにすれば、根本的に解決するのです。
挙動不審4 無理矢理笑顔を作ったり、ポジティブになろうとしたりしない
今は「いつも明るく笑顔で」「いつもポジティブに」という言葉が飛び交い、常に笑顔でポジティブに過ごすことが美徳となっています。
もちろんそれは素晴らしいことではあるのですが、時にそれらは、人にプレッシャーを与えるものへと変わっていくこともあります。
「いつも笑顔でポジティブにしていなければいけない」と自分を追い込んで、無理に笑顔を作ろうとしたり、無理矢理テンションを上げてポジティブになろうとする姿は、他人から見ると、挙動不審以外の何ものでもありません。
これを治すためには、自分の今の気分に反して、無理矢理笑顔を作ったり、無理矢理ポジティブでいようとしないことがポイントです。
人間の気分というものは、常に揺れています。
どんなに人生経験豊富な大人であっても、それは変わりません。
なので、辛い時・悲しい時は、素直に心に逃げ場を作りましょう。
今の自分の心の状態を無視すると、挙動不審になってしまいます。
挙動不審5 会話を無理に繋げようとしない
人と話していて、話のネタが切れ、会話が止まってしまうと、無理に話題を作って話を繋げようとする人がいます。
これは、相手から見ると、挙動不審な行動です。
無理矢理繋げようとした話に限って、話が支離滅裂だったり意味不明だったりして、相手を困惑させてしまうのです。
こんな時は、割り切って黙っているのが1番です。
人とのコミュニケーションは会話だけでなく、「無言の中での空気感のやり取り」もあります。
なので、話が止まってしまった時は、思い切って沈黙を楽しむようにすると、挙動不審は治っていきます。
挙動不審6 堂々と振る舞うように意識する
挙動不審な人は総じて、どこかおどおどしています。
しかし、おどおどしたままでは、挙動不審は一向に治りません。
まずは意識して堂々と振る舞うようにしましょう。
姿勢を良くすることも良いですし、ファッションのセンスを磨くことも良いでしょう。
どうしたら自分が輝いて見えるかを研究し、それを毎日の生活の中で実践してみましょう。
自信さえ身に付けば、挙動不審は治ります。
挙動不審7 ゆっくり眠るようにしてみる
挙動不審な時はとりあえず体調を整えることに全力を注いでみましょう。
睡眠がたくさん取れれば大抵の体調不良はある程度改善します。
体が元気になれば心も元気になってくるはずです。
難しいことは考えずに、時間が取れる時にひたすら眠ってみましょう。
誰にも邪魔されずに心行くまで眠ってみるのです。
睡眠は心も体も回復する最も基本的で効果的な方法です。
挙動不審になってしまうのは何か自分の中で気になることや心配事があるからではないでしょうか。
睡眠をたくさん取れば精神的にも安定して、悩み事も自分の中で軽減されるかもしれません。
挙動不審8 楽しいと思うことをするようにする
挙動不審な時はあまり心配なことを深く考えずに自分の好きなことをしてみましょう。
自分にご褒美をあげる感じで自分の好きなことを心行くまで楽しんでみて下さい。
自分が楽しいと思う時間を過ごせば、心にも余裕が出てきて精神が安定するものです。
好きなことをしている時は挙動不審は解消されているものではないですか?
好きなものを楽しめる自分を自覚しましょう。
常に挙動不審ではないことがわかれば、あまり自分でも気にならなくなり挙動不審も少しずつ解消されていくものではないでしょうか。
挙動不審9 自分に自信を持つための努力をする
挙動不審になってしまう原因は自分に自信がないからではないでしょうか。
自分に自信を持つということは簡単なことではないかもしれません。
それでも必要以上に自分を卑下するのは辞めましょう。
不安な気持ちや自分に自信がない気持ちは誰だって同じなはずです。
必要以上に気負わずに、自信を無くす必要はないと思うようにしてみましょう。
少しでも不安が解消されれば挙動不審は少しずつ解消されていくはずです。
誰だって自信満々ではないということを知りましょう。
周りも自分と同じように不安を抱えているとわかれば少しずつ自信も湧いては来ませんか。
挙動不審になることは誰だってあるのです。
自分だけと思わずに、もっと自分に自信を持って過ごすようにしましょう。
挙動不審な人の特徴や心理
他人の目が気になりすぎる
自分が他人からどう思われているのか、どういった印象を抱かれているのかが気になりすぎてしまって、自然な振る舞いができずに挙動不審になることがあります。
意識をしすぎて緊張状態が続いてしまうことで、スマートな行動を起こすことができないのです。
人と対峙するときに汗をかいてしまったり目が泳いで視線を合わせられなくなったり、場合によってはどもってスムーズに言葉が出なくなることもあるのが特徴です。
通常の思考も困難になるので、受け答えが不自然になることも多いでしょう。
自分がおかしな振る舞いをしていることをきちんと自覚しているので余計に自己嫌悪に陥り、さらにどうにかしなくてはと足掻くことで余計に挙動がおかしくなってしまいます。
とにかくリラックスしなければと焦ってしまい、結果失敗を招いてどツボに嵌ってしまうのです。
そうしたことを繰り返すうちに自信を喪失して他人の目に写る自分が怖くなってしまいます。
結果的に人から距離を置くようになり周囲からは浮いた存在になりますが、可能であれば普通にコミュニケーションを取れるようになりたいと願っており、それが上手くいかずに孤独に過ごしているのです。
被害妄想が激しいネガティブ思考
常に誰かから、何かから追われているように錯覚してしまう被害妄想の激しいタイプは、ビクビクとして挙動不審になりがちです。
酷くなると精神的にもかなり追い詰められている状態で病的な怯えかたをすることも多いので、こうした場合には病院での治療が必要になります。
そこまでではなくともいつも不安が付きまとっていて、これから起こる未知のことに関して希望や期待ではなく不安ばかりで心がいっぱいになってしまう人は、最悪の状況ばかり考えては挙動がおかしくなってしまうのです。
かといって、何も考えないようにすることもできません。
気楽に構えていたらいざ困った事態になった時にどう対処すればいいのかわからない、憂いを失くすために考えられる備えをすべて準備しておかなければ落ち着かないので、傍から見ると何をやっているのかわからない行動が多くなります。
こうしたタイプは人から「大丈夫だよ」と声をかけられても、考えかたが改善をしません。
とにかく不安感をなくすための行動を気が済むまで行わなければリラックスできないので、他人から挙動不審に思われても不思議な行動をし続けます。
無理にポジティブを気取ろうとしている
ニコニコと周囲に明るく振る舞っているつもりで、いつも笑顔が不自然な挙動不審なタイプもいます。
ネガティブな自分をどうにかして変えたい、そのためには笑顔がいることが美徳であり、暗い考えをしてしまう自分は改善しなければならないと半ば強迫観念のように信じ込んでいるために言動がおかしくなってしまうのです。
ポジティブになるのにプレッシャーを感じているという矛盾に気がつくことができません。
心から明るくなっているわけではないので、他人の目から見れば行動も表情もおかしな印象をなってしまうことになります。
人の気持ちというのは常に一定ではなく、泣きたいときもあれば笑顔が作れないときもあって当然です。
ですが、そうした変動関係なくいつも笑顔でいなければならない、ポジティブ思考でいることが正解で、暗い自分は間違っていると思っていて無理に演じようとするからこそ、それが挙動不審の元になっていることがわからないのです。
焦らなくていい、笑顔でいることは大切だけと無理矢理作るする必要はない、そう切り替えて楽でいることができないと、いつまでも不審な態度が改まることはありません。
挙動不審の治し方のまとめ
落ち着いて行動するように心掛ける
他人の目を意識して行動する
自分に自信を持つ
無理矢理笑顔を作ったり、ポジティブになろうとしたりしない
会話を無理に繋げようとしない
堂々と振る舞うように意識する
ゆっくり眠るようにしてみる
楽しいと思うことをするようにする
自分に自信を持つための努力をする