【英検要約問題】 完全攻略法を徹底解説!
皆さん、こんにちは!
ストアカ日本一英語講師のTaka先生です。
毎月300人以上の学生や社会人の受講者の方たちにTOEIC、英検、英会話、英語学習のご指導をさせて頂いています。
僕のオンラインスクール「時短英会話教室」の講座はストアカ上に7万講座以上ある中で常にランキング上位で紹介されるほどたくさんの受講生にご受講頂いています。
このことは講師の僕自身や、講義の内容が特別なのではなく、英語を「正しく、順序よく、必要な量」学習したりトレーニングするプロセスをクリアにお伝えしているからだと思います。
週1回の授業やレッスン以外の自習や自主トレーニングの時間をどのように費やすべきなのか、どのような順序で何をどのくらいしたらいいのかがクリアになるからだと思います。
そのことが分からなくて英語がなかなか身につかない、英会話が上達しない、と悩んでいる方々に支持されているからだと思います。
実際に受講者からのそのようなレビューが毎日たくさん届いているので、その様子をインスタ(takanegi55)のストーリーズからも確認することが可能です。↓
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英検の要約問題の対策の仕方が分からない!こんな質問やお悩みをよくいただきます。どうしたら手っ取り早く要約問題を攻略できると思いますか?結論はこれまで以上に基礎力を強化することです。
これまでもそうですが、ライティングが弱い方の特徴は中学英文法の理解が十分ではないことです。英検準1級や1級に挑戦するレベルの方でも、読む、聞くスキルと比較すると、書く、話すレベルは極端に低い方が少なくありません。なので、要約問題への対策はこれまで以上に丁寧に基礎力強化を意識しながら学習する必要があります。
今回は、英検の要約問題の準備の仕方を知って頂こうと思います。私がお伝えする方法で対策をしていただけれ要約問題に対処することができます。この内容をしっかりと実践して、より素早く確実に合格を手にして下さい。
要約というのは、具体的な内容の文章を抽象化して簡潔にすることです。まず、文章を抽象化するのが苦手な方は、長文を素早く読んでまとめる力をつける必要があります。
英検の要約問題は、原文の1/3程度の単語数以内で要約することが求めまれます。
対策としてリーディング力とライティング力の対策で強化できるかといえば、それだけでは対策することはできません。もちろんより正確により早く読む力を鍛える必要はあります。でもそれだけではダメで、文章を理解して、まとめ、言い換える力が必要になってきます。
そして、リーディング力が弱い方は長文を素早く正確に読むようになる必要があります。ここでいうリーディング力が弱い方というのは、精読が苦手、英文を音読してない方です。このような状態では要約問題の入口にさえ立てていない状況です。
まずは英文をきちんと精読をして語彙、文法のみならず文の構造を把握した上で正確に意味をイメージしながら音読を反復することが必要です。
要約問題を克服する鍵は、より基礎的な英語力を強化することです。そして独学で対策することが難しい分野なので、この部分だけでもプロに見てもらう必要があると思います。
ただ、要約問題をプロに見てもらう前に学習の質を上げておかないと、添削を頼んだところで無駄になってしまいます。
では、どのようなことについて、どのように学習の質を上げる必要があるのでしょうか?
まず、学習の質については次の三つを整えることです。
▪️学習の質を上げる
・正しい教材
・正しいトレーニング方法
・正しい環境
です。
正しい教材と正しいトレーニング方法はネットで調べればいくらでも見つけることができるでしょう。でも正しい環境については、ほとんどの方はあまり意識せず、自己流で闇雲に問題集を解いたりしているだけだったりします。
英語力が伸びる大原則は、
「時間x質」
です。
時間をかけずに質を上げてもダメだし、時間をかけても質が伴わないとダメです。多くの方は後者の方で、時間をかけても質が伴わない自己流でやっていて遠回りをしています。時間は計りやすいけど、質は定量的に測ることができないので、分かりずらく確認することは難しいです。
しかしここにいくつか学習の質(環境)を確認する方法が3つあります。
▪️学習の質(環境)を確認する方法
・どの時間帯に勉強しているか?
・スキマ時間に頼りすぎていないか?
・ながら学習になっていないか?
頭が一番よく動く冴えている時間に学習しているかを意識してみて下さい。また、スキマ時間の活用はとても効率的なのですが、に頼りすぎると英語は伸びにくいです。ながら学習もイマイチ集中していないので質が上がりにくいのです。
理想は集中できる勉強時間を思い切って毎日捻出するための思考に切り替えることが大切です。数ヶ月で英語力を上げるのは相当大変なわけです。
「忙しいし無理」と考えると思考停止になって行動も止まってしまいます。無理と考えずにまずはゼロベースで時間を書き出して見て下さい。1日のうちで文字に起こせない時間がたくさんあるはずです。まずはそのような細切れの時間を身のある学習時間に変えることから始めてみて下さい。
ここからはいよいよ要約問題を攻略するプロセスについてお話しします。
要約問題を攻略するプロセスは、
1読んだ内容をまとめる(1パラグラフ→1センテンス)
2パラフレーズ力を養う
3リーディング速度を強化する
1読んだ内容をまとめる
意見論述と言われる英作文問題は、抽象から具体の順で書く文章なのに対して、要約は具体的な内容を含んだ文章を抽象化して概念化する力が問われます。
具体的には、1つのパラグラフの内容を1つの文章に要約することが求められます。SVO、「誰が、何した、何を」という第3文型の型を意識するとポイントが絞れて的を得た文章にまとめることができると思います。あとは、「どのように、どこで、いつ」、という副詞的な内容を後から加えるとほぼ完成するでしょう。いきなりそれを英語でやるのは大変なので、まずは日本語で考えてみて下さい。それを英語にすると意外とすんなりできると思います。
2パラフレーズ力を養う
文章を3分の1程度に要約するためには、具体の情報を抽象化してどう書くかということが問題になります。その過程で、特に動詞の表現を違う言い回しでどう書くかということも考える必要があります。パラフレーズとは言い換え表現なので、覚えれば覚えるほど表現の幅が広がります。表現力の幅があることを示すことでより高評価の要約文を書くことができるようになります。要約というのは文章を短く書き換えることなので、この書き換え力はとても重要です。
パラフレーズを養うことで、文章や会話をより知的なものにすることができます。また、言い換え表現を使うことで、内容を理解していることを明確に示すことができるため、高得点を取るためにとても重要です。
3リーディング速度を強化する
要約する英文を読むのに時間がかかっていると、他のパートにも支障が出るため速読力を上げる必要があります。リーディング速度を上げることのみならず、リスニング攻略で欠かせない学習は、精読と音読の反復です。
この学習とトレーニングは特に、英検準2級以上を目指す方にとって必ず必要なことで、避けて通ることはできません。なんとなくわかるレベルの人が全てを正確にわかる状態になるために徹底的に文章を分析して素早く正確に読める必要があります。
時間内に安定的に正解に繋げる力をつけるためには、早く正確に読める、聴ける力を上げていくことは必須です。極端な例を挙げれば、これまではリーディングとリスニングが半分くらいしか得点できなくても、ライティングで満点近く取れば1次試験は合格できてしまうということはあり得る状態でした。
なので、これまでは受講者の方にはしきりに単語とライティングを徹底的に極めることにフォーカスすることをお伝えしてきました。要約問題が追加されてからは、これまで以上に総合的な英語力が問われることになり、速読即解の力がより必要とされるようになります。
学校や予備校で要約を要求するような授業や課題は英語のみならず国語でも極めて少ないので、特に学生の受験者は要約問題は非常に苦手なのではないかと思います。英語の入試でも要約が出題されるのは相当レアなので、ほぼ全ての方は要約の経験がないに等しいと思います。
さらに独学で対策することはほぼ不可能で、できても相当時間のかかるので大変な作業になるでしょう。先ほど、リーディング速度を上げるのに欠かせない学習は、精読と音読の反復だとお伝えしました。
精読をしてわからないところを全てクリアにし、それを音読するとなぜ速読に効果があるのだと思いますか?それは、ディコーディング効果があるからです。ディコーディングとは「文字を見て、語彙を理解し、それを音に処理すること」を指します。音読はこのディコーディングの作業を意識しなくてもできる状態に自動化してくれます。
我々にとって英語は母国語ではないので、文字を音にする処理をしてから理解するため、ディコーディングに時間がかかってしまいます。でも、ディコーディングが自動化されると内容の理解のみに意識を集中させることができます。
読んだ英文の内容がなかなか頭に入ってきづらい方は「文字を音にする処理だけで精一杯、言い換えると、ディコーディングの処理が遅い状態なのです。このように音読のメリットは、文字を見て、語彙を理解し、それを音に処理することを自動化することなのです。
この自動化を繰り返し何度も行うことで英語を英語のまま処理する速度が速くなります。音読が英語の上達になくてはならないということをご理解頂けましたでしょうか?
次に精読についてご説明します。
精読のポイントはスラッシュリーディングをすることです。スラッシュリーディングは、意味のかたまりであるチャンクごとにスラッシュを入れて返り読みをしないで、意味を前から取っていく読み方です。返り読みをしないでいい最小限のチャンクで意味をまとめていくのです。
文型の構造を理解し、特にSVOを捉えることが重要です。分からない語彙、表現の洗い直しを全てして、なんとなくしかわからないところを全て潰して、発音も正しい音をしっかりと確認して下さい。
音読のポイントは、英語の意味を深くイメージしながら体に馴染ませるように何度も同じ文章を繰り返すことです。最低でも30回、通常は50回以上精読済みの文章を音読しないとディコーディングの効果は得ることはできません。
過去問を解いてリスニングとリーディングを5割解答できないのであれば、1つ下の級の文単の文章を使って精読と音読をすることをお勧めします。英検はマークシート形式の試験なので、1つ下の級をラッキー要因で合格している可能性があります。そのような場合は、ベースの英語力を今一度鍛え直すことがさらなる飛躍の近道につながります。
オンライン授業では、これらのステップを効率的に時短で行うことができるように進めているので、興味がある方は是非概要欄をご覧下さい。
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