wins session ってなんだ? OKRの歴史も

オライリーもOKRについて触れているようですね。
OKRについて触れている書籍がありました。

OKRは、Intelから始まったもののようです。

  • John Doerr がIntel在職中に学んだOKRを、1999年にGoogleに導入した

In 1999, John Doerr introduced the OKRs goal-setting methodology to Google, a model he first learned about at while he was at Intel.

https://www.oreilly.com/library/view/introduction-to-okrs/9781491971475/ch02.html

金曜日にwins sessionというもの (ミーティング) を行うようです。

  • エンジニア:実際に動作するコードの一部を示す

  • デザイナー:モックアップとマップを示す

  • 営業担当者:誓約した相手について話す

  • カスタマーサービス担当者:救出した顧客について話す

  • 事業開発部門:商談を共有する

  • 全てのチームは何かを共有する必要がある

これらを行うメリットがいくつかあるようです。

  • 特別なwinning team であることを感じられる

  • 共有されることが楽しみになる

  • 会社が、各分野が何をしているか理解し、彼らが一日中何をしているかを理解する

In the Friday wins session, teams all demonstrate whatever they can. Engineers show bits of code they’ve got working, and designers show mockups and maps. Every team should share something. Sales can talk about who they’ve closed, Customer Service can talk about customers they’ve rescued, Business Development shares deals. This has several benefits. One, you begin to feel like you are part of a pretty special winning team. Two, the team begins looking forward to having something to share. They seek wins. And lastly, the company begins to appreciate what each discipline is going through and understands what everyone does all day.

https://www.oreilly.com/library/view/introduction-to-okrs/9781491971475/ch02.html

いくつか調べると、このwins session (日本語だとウィンセッション、Winセッションと表現されることが多いです) は、互いに褒め称え合うというように記述されている記事が多く見受けられるのですが、英語の文献だとそのような表現は見つけられませんでした。
それぞれの会社が導入して、オリジナリティのあるものに改変しているのかもしれません。

金曜日の最後に成果共有会をする感じでしょうか。1週間が終わった感じがして、いいかもしれませんね。

今回は、wins sessionについてさらっと確認しました。
エンゲージメント向上のための案が色々とあって面白いです。

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