【中国】WTTチャンピオンズマカオ シングルス男子は王楚欽、女子は孫穎莎が優勝
2022.10.23 新华网 (http://sports.news.cn/c/2022-10/23/c_1129076677.htm)
23日、2022年ワールドテーブルテニス(WTT)チャンピオンズマカオの決勝が行われ、中国チームの王楚欽が男子シングルス優勝、孫穎莎が女子シングルス優勝を果たした。
女子シングルスの決勝では、女子シングルス世界ランキング現在1位の孫穎莎がチームメイトの陳幸同を迎え撃った。孫穎莎が12-10と11-8で2セット先取するが、陳幸同は第3セットを11-5で取り返す。第4セット、第5セットは孫穎莎がチームメイトにチャンスを与えず、11-6、12-10で勝利し、最終的に4-1で優勝を奪った。
孫穎莎は試合後のインタビューで、「試合当日は双方ともレベルの高いプレーができた。試合中は互いに譲らないラリーが何度もあり、質の高い球を打てた。」と話した。
男子シングルス決勝では、王楚欽と男子シングルス世界ランキング現在1位の樊振東が素晴らしい対決を繰り広げた。2人のフルセットに及ぶ激戦の末、王楚欽が4-3で勝利し、チャンピオンズマカオ優勝を手にした。7セットの得点はそれぞれ、11-5、12-14、12-10、8-11、11-1、9-11、11-8だった。
王楚欽は試合後、「素晴らしい試合だった。マカオは自分にとって戦いやすい場所。会場の卓球ファンの応援に感謝している。まだこれから先も努力を続けていきたい。」と語った。
WTTチャンピオンズマカオは、19日にマカオの塔石体育館で開幕した。本大会は男子シングルスと女子シングルスの2部門で構成され、世界ランク上位のトップ選手を含む総勢64名の卓球選手たちが参加した。
今日の翻訳メモ
下两城・・・直訳は「2つの城を落とす」。昔の軍が城を攻め落とす様子に例えた表現。(例:サッカーなどで3点連続得点→「连下三城」)
鏖战[áozhàn]・・・死力を尽くして激しく戦う
福地・・・幸福な場所、安楽な場所。スポーツ選手のコメントによく使われる印象で、「よく勝てる場所」や「落ち着いて戦える場所」という意味か?