(台湾)新北市の原住民族合同文化活動 共に踊る光景は壮観
2022.10.30 中央社
新北市は今日、コロナ禍により2年ぶりとなる原住民族合同文化活動を蘆州微風運河広場で開催した。会場ではアミ族の娯霊(malikoda)を千人で踊るイベントが行われ、その壮観な光景には、民族同士の融合と団結の力強さが表れていた。
新北市の侯友宜市長は、蘆州微風運河広場に赴いて原住民族合同文化活動に参加し、会場の原住民族の人々と手を取り合って踊った。
侯市長は、「市政府は近年、積極的に原住民族に関する政策を推進している。その政策には、定期的な民族事務会議の開催、民族語振興講師の育成、天使基金の設立による原住民族経済産業プラットフォームの構築、高齢原住民のデイサービス拠点として文化健康ステーションの23か所設立などが含まれている。また、若い原住民たちが進んで伝統文化を継承してくれることを願っている。」と話した。
新北市政府原住民族行政局は、「今年度の原住民族合同文化活動はアミ族の娯霊(malikoda)の千人演舞イベントを主軸とし、タイヤル族・パイワン族・プユマ族・クバラン族の祈祷儀式を織り交ぜた。同時に、会場では16民族の伝統衣装をまとった人形が展示されたほか、原住民族の商品が販売され、16民族それぞれの独自文化の特徴が表れていた。」とコメントした。
今日の翻訳メモ
召開・・・(会議を)召集する
日間關懷・・・台湾の高齢原住民に対するサービスを表している模様。デイサービス(日間照顧)より「介護」の意味合いが弱そうだが、適訳が見つからなかった。
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