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『執着』の始動点。
『なくてはならないなんて
十数年生きた中での
思い込みみたいなもの
だけど
その”思い”がなくちゃ
何の意志で行動するの?
私はそれに執着したい』
最近ハマった漫画『アオのハコ』の、
1番好きなシーン。
ちょうどこれを読んでた年末年始。
正直僕はサッカーにおいて先が見えなかった。
大学一年目は怪我でスタートダッシュが遅れて、復帰してコンディションが上がっても、TOPチームとは程遠い実力。
その中で、プロやTOPチームを目指していて、めちゃくちゃ上手いのに2軍で引退した人が何人もいた。(現在進行形で蹴球部の部員ブログにそういう先輩方が沢山出てきている)
TOPチームの中でも、(僕目線で)他の誰よりも熱量持って日々の練習に向き合っていたのにプロになれなかった人がいた。
漠然と「TOPに行きたい」「プロになりたい」とか思ってた自分がバカらしくなってた。
去年の秋くらいからは
自分のそうした気持ちを諦めるために、
半ばヤケクソになりながら練習してた。
だからこそこの言葉が響いたのかもしれない。
『思いに執着』か...
自分はどんな思いを持ってサッカーしてるんだっけ。
何に執着すればいいんだろう。
色々考えたけど、
自分のサッカーに懸ける思いは案外単純だった。
『TOPチームでサッカーをする事』
『全国大会に出る事』
『プロになる事』
高3で筑波のTOPに練習参加した時、
レベルが高くて凄く楽しかった。
だから筑波に来た。
高3で出たクラブユース(クラブチームの全国大会)がレベルが高くて凄く楽しかった。
...でも、楽しかっただけで終わらせたくなった。
もっと勝って、上にいって、楽しい時間を長く過ごしたかった。
クラブユース出場を決めて、ベルマーレU18としてレモンガススタジアム(ベルマーレのスタジアム)に挨拶に行った時、ベルマーレファンのみんなが喜んでくれて、応援と共に、「トップ(プロ)に上がってこいよ!」と声をかけてくれた。その雰囲気が心地よくて、プロになって試合に出て試合に勝ちたい。
こういう人たちと一緒に喜び合いたいと思った。
多分自分の今の実力なんてどうでもいいんだよな。
今自分が懸けたいと思ってる何かがあるなら、
そこに全てを懸けた方がいいし、
色々うだうだ語ったけど、
周りは関係なくて、
結局自分が何になりたいとか、何を成し遂げたいとか、そういう気持ちに素直に向き合った方が少なくとも後悔はない。
今後その"思い"が変わる時もあるかもしれないけど、
ひとまず自分のこの思いに、今日から大学サッカーを引退するまで執着してみようと決めた。
また明日から引き続き頑張ります。