へなちょこインドア女子がキックボクシング体験したら普通にハマって帰ってきた話
キックボクシング、行ってきました。
さて、この時点でわたしをご存じの方は思うでしょう。
「え、たかれんさんが?あの?めちゃくちゃインドアの?運動とは無縁そうな?何かあったの??」
そうなんですよ、わたし、趣味は映画鑑賞と読書、出かける用事といえば犬の散歩、理想の休日の過ごし方は一日寝て過ごしたい、というめちゃくちゃインドアタイプなんです。
スポーツ、特に格闘技、キックボクシングなんて、まずわたしとは結び付かないでしょう。
でもやってみて分かったのは、「普通に楽しい」ということ。そして、「キックボクシング、めっちゃ偏ったイメージ持たれてるんだろうな……」とも。
いわゆる格闘技に対して抱いているイメージ(怖いとか、痛いとか)とは真逆で、筋力ゼロなわたしでも楽しんで体験できました。
だから今日は、特に「ココ、イメージと違ったわ!!」ってポイントをまとめてみます。
読んでくれたあなたがキックボクシングに興味を持ってくれたら嬉しいなぁという期待を込めて。(※PRとかじゃないから安心して読んでね(笑))
↓キックボクシングサークル「FOC」さんにお邪魔してきました。
・怖くない、痛くない、難しくない
格闘技によくあるイメージって、やっぱ「怖そう」「痛そう」「難しそう」だと思うんですよ。なんかバチバチやってるシーンしか知らないし、「あんな速さで動ける人間いるの?」という感じ。
でも実際には、怖くないし痛くないし難しくなかったです。
わたしが行ったFOCというキックボクシングサークル、キャッチコピーは「日本一優しいキックボクシングサークル」。
その言葉の通り、フォームから丁寧に見てもらえるし、うまく身体が動かなくても何回でも教えてくれるし、しんどいと思ったら途中でも休憩できます。
ちなみにパンチはグローブをすれば全然痛くないです。キックは慣れるまではちょっとヒリヒリしました(笑)
慣れればむしろキックのほうが爽快だったなぁ。
・できなくても楽しい(もはやできないからこそ楽しい)
普段使わない筋肉を使うので、まぁ身体が言うことを聞かないんですよ。
キックもパンチも全身をねじりながらパワーを出すので、上半身と下半身が噛み合わず苦労しました……。
でも、それが楽しいんです。
できないって、ダサイし、カッコ悪い。そんな風潮があるのかもしれません。
でも、やったことないんだから、できないなんて当たり前。
わたしなんて、アップでおこなう縄跳びでさえ苦戦するレベルでした。(2分間縄跳びするって、しんどいんですよ……)
体幹トレーニングなんて、わたし以外にもたくさんの人がフラフラグラグラ。パンチもキックも、習ってすぐにはなかなかうまくできません。
大人になると、「できないことにチャレンジする」機会ってとんと少なくなります。
だんだんと自分の力量というか、得意なことや苦手なことが分かってきて、徐々にその範囲に収まるようになる気がする。
(わたし自身とても保守的な性格なので、予め自分のできる範囲に線を引きがち……)
わたしにとってキックボクシングは、その範囲から飛び出すことの一つ。
思いっきり守備範囲外だからこそ、できないのはもはや面白いし、ちょっとでもできるとめちゃくちゃ嬉しい。
こういう素直な「面白い!」「楽しい!」を感じられたのが、なんだか童心に帰れたようで、嬉しかったんですよねぇ。
・初心者でも気持ちいいキックができる
「できなくても楽しい」と書きましたが、1回体験するだけでも、わりとできるようになります。
少なくとも、普段運動はほとんどしないわたし(22歳、女子、運動不足)でも、「あ、今のメッチャ気持ちいい!!」って思えるキックができました。
というのも、メッチャ丁寧に教えてくれるんですよ。
ベースの姿勢はもちろん、パンチの打ち方、踏み込み方、コンビネーション(いわゆるワンツーフック、アッパー!みたいなね)のやり方などなど、懇切丁寧にレクチャーしてもらえます。
他にも、鏡を見ながら自分のできていないところを確認したり、サンドバック相手に一連の動きを繰り返したり。
そうする内に、だんだんと自分の身体の動かし方が分かってくるんです。
力任せでも、ただ速くするのでもなく、ちゃんと全身の力を連動させてキックできた時の快感。……たまらん。たまらないのですよ……!!
・女性もいる
比率としては多くはないですが、女性の方もいらっしゃいました。
キックボクシングを含む格闘技ってやっぱり「ムッキムキのメンズがバッキバキにやってるヤツ」みたいなイメージがあると思うんです。
でも実際には、全身をバランスよく鍛えられるし、無酸素運動と有酸素運動をどちらも取り入れられるし、大きな筋肉を使うから脂肪燃焼の効率が良いしで、むしろ女性にこそオススメしたいスポーツなんです。
特に二の腕やお尻、お腹など、「ぷにぷにが気になりがちだけどめっちゃ鍛えづらい!」みたいなパーツこそしっかり鍛えられます。全身の形が整うからラインの出る洋服が似合うようになるし、胸筋も使うからバストアップも期待できます。あと姿勢が良くなる。背筋も使うからね。
キックボクシングに限った話ではありませんが、スポーツは、試合に出場したり勝ったりすることがゴールではありません。
ダイエットでも健康維持でもストレス発散でも、自分に合った目的で活用すれば良いのです!
・みんな楽しそう
もうここまで来たら言わずもがなな気がしますが……、シンプルに、皆さん楽しそうなんですよね。
初心者の方も、いつもやっているであろう方も、お久しぶりな方も。
それぞれ自分のペースで練習するから、無理なく楽しめるんです。
特に練習後の皆さんの爽やかな表情といったら!
身体はもうヘトヘトなのに、なんていうんでしょうね、とにかく気持ちいいんです。
「ああ、めいっぱい身体つかった、頑張ったー!」って感じ。自分で自分を褒めたくなる。
特に対人戦の時なんかは怪我をしないためにもすごく集中しなきゃいけないんですが、それも殺伐とした雰囲気ではありません。みんなが真剣で、すごく楽しんでいるのが伝わってくるんです。
だから、「キックボクシング、ちょっとコワそう……」と思ってる方がいたら、ぜひ見学だけでもしてみてほしいなぁ。
楽しいよお。(キックボクシング推しが強い)
・必要なものは短パンとTシャツだけ
これ一番ビックリしたんですけど、必要なものがめちゃくちゃ少ないです。
グローブとかの道具は全部貸してもらえるし、裸足でやるのでシューズも必要ありません。
短パンとTシャツさえあれば、それでOK。シャワーを浴びたい人はあとタオル。あ、あと参加費ね。それだけあればもう大丈夫です。飲み物も必要だけど、室内に自販機がありました。すごい。
経験者なら誰しも理解してくれると思うんですが、基本的にスポーツってめちゃくちゃお金かかるじゃないですか。特に初期費用はバカにならない。
もちろんキックボクシングだって、打ち込むなら自分用のグローブとかが欲しくなるのでしょうが……。
とにかく必要なものは基本貸してもらえるので、服だけ準備すれば後は大丈夫です。たぶん。
・シンプルに綺麗
「汗!」「ムワッ!」「圧ッ!!」みたいな空気は全然ないです。
床は全面白色で壁には大きな窓があって、綺麗&清潔。
多分、いまイメージしている「キックボクシングジム」とは違うと思います。
それよりは、ヨガスタジオとかのほうが近いかなぁ。どうだろう。
ちなみに更衣室もとっても綺麗で、ドライヤーは二つありました。便利。
ゆっくり浴びるわけではないけど、シャンプーとか基本的な道具は揃っているので、特に持ち物なくても大丈夫だと思います。気になる方は、お化粧道具と洗顔料・化粧水あたりはあったほうがいいのかしら。
キックボクシング友達に、なりませんか
そんなわけで、たった一回の体験ですっかりキックボクシングにハマってしまったわたし……ですが。実は、ひとつだけ心配なことがあります。
周りに、キックボクシングをやる女の子がいない……!!!
いや、別に女の子たちとキャッキャしたいわけではないのですけどね。男性がたもとっても丁寧に教えてくださるのですけどね。
「成人男性のキックをミットで受けられるとは思えないな」と思うわけですよ(笑)(ミットは交代で持ったよ)
この身体、キック一発で飛んでいきそうやん。
だから、キックボクシングお友達がほしい。
女の子、運動不足な方、運動とは縁もゆかりもない人生を送られた方、わたしのために体験してみませんか(笑)
今体験をされる方は、なんと、まだまだ運動不足を痛感せずにはいられないたかれんさんが同伴してくれます!(自分が行きたいだけ)
基本的には土曜日の夜にやってるみたいなので、もし気になる方、興味のある方いらっしゃったら、ぜひお声がけください!
(ちなみに、このnoteを書く前に何人か直接お誘いし、運動全くしてないマンの友達が体験に来てくれることになりました。嬉しい。)
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体験させていただいたキックボクシングサークル「FOC」さん。丁寧にレクチャーしていただいて、ホント有難うございました……。また行きます。
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TOP画像は体験に行かせてもらった時のこと。同じくキックボクシング初心者のマルモリくんと一緒に。楽しかったねぇ。
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