ベターを目指しながらも。ベストでいられない自分を許したい

「もっと良くできるのに」「少し工夫すればいいのに」「ああ、もったいない」
そう感じることがよくある。周りに対しても、自分に対しても。

より良くするための方法を考えられること、見つけられることは尊い。しかし、ずっと行動し続けるのはしんどい。
ベターを目指したいとは思うけれど、同時に、ベストでいられない自分を許したいと思っている。

このnoteは、ひらやまさんのnote『「CAN」の押し付けは、傲慢。「WILL」から始める段階的整理のススメ。』の感想note。

ベストを目指し続けた学生時代

自分で言うのもなんだけれど、学生時代のわたしはバカが付くほど真面目だった。授業はもちろん、宿題も、自習も、部活も、アルバイトもと並行して取り組みつつ、そのすべてで100点を出すことに拘っていた。

朝5時半には起きて、始業の一時間前には学校に着く。すぐに着替えて自主練をし、始業までは勉強。授業の合間の5分休みはすべて予習・復習。昼休みには図書室で読書に勤しみ、放課後はテニス部の練習&演劇部の稽古。帰ったら自主トレ。23時に寝て、また翌朝は5時半起き。
高校2年生の頃、そんな生活を続けていた。

すべてで100点を目指すことは気持ちよかったし達成感もあったが、苦しんでもいた。目指したいのではなく、「目指さなくてはいけない」と考えていたのかもしれない。

より良くすることは義務ではない、ということ

当時のわたしは、「CAN」を「MUST」だと考えていたんだと思う。
より良くできるならするべきだ。効率よくしなければならない。より高い点数を取って当然。そんな考えの基、毎日を過ごしていた。

でも、仮に今より現状を良くできる方法があったとしても、その方法を取るかどうかは本人次第だ。
現状に満足しているのなら、無理して改善する必要はない。より良くする方法はきっとひとつではないから、他の方法を探してみてもいいだろう。

人に対しても、自分に対しても、この姿勢は大切にしていきたいなぁ。

段階的整理と定期的な振り返りができるようになりたい

アクセルかブレーキかしか能のないわたしは(これでもブレーキを搭載できただけ良くなった)、ついつい頑張りすぎてしまう。上を向きすぎてしまう。それで、足元の小石に躓いたりする。

ひらやまさんの言う「段階的整理」ができるようになりたいなぁ。
その上で、スタート地点に立った頃のわたしが思い描いていた目的・将来像から少しでもズレないように、こまめな軌道修正もしていきたい。

やりたいことを進めていくとき、よく陥るミスは「手段が目的になってしまうこと。」

例えばnoteの場合には、整理するために始めたのだけど、書いても書いてもスキがつかなくて、悩むようになり、どうしたらスキがつくnoteができるかどうかを考えてしまう。
知らず知らずのうちに自分の中で目的がすり替わってしまうと、フラストレーションが溜まりやすくなります。

いつかの目的を忘れてしまうこともあるし、始めてみたら意外と違ったなんてこともあるかもしれない。

毎日欠かさず運動したり、勉強に取り組んだりするのはとてもすてきだけれど、あくまで「手段」でしかない。
その先にある、「健康な身体になりたい」とか「志望校に合格して将来こんな仕事がしたい」とか、目的を見失わないようにしたい。
目的っていうやつは、わたしたちが思っているよりもずっと、雲隠れしてしまいやすいから。

毎日やるという手段が目的になってしまうと、苦しくなってしまう。定期的に、書くこと自体の目的に立ち返ると、自己矛盾がなくなってすっきりできる。

振り返りは苦手分野。そのものに夢中になるとつい忘れてしまうし、夢中になっていないと煩わしく感じてしまう。どこまでいってもわたしはゼロが100かの性格だなぁと痛感する。

よい振り返りの方法を見つけたい。
定期的にnoteに書くのもいいかもなぁ。

よく気付く、その視点は大切にしたい

周りの人がどれほどなのかは分からないけれど、わたしは他の人より気付きやすいと思っている。日常の中にある違和感とか、モヤモヤとか、「もったいない」とか、そういうのを見つけるのが得意だ。

ひらやまさんが言うように、それを押し付けてしまわないように、というのは重々気を付けたい。そして同時に、この視点(能力?)は大切にしたい。

軽く、ぽいっとパスするみたいに人に伝えるのがとことん苦手なので、つい全力ストレートみたいな球になってしまうのだけど。もっとライトに、提案できるようになりたいなぁ。

「これ、こうしたらいいんじゃない?」って。
さっと手を引く潔さも一緒に持ちながらね。

takaren advent note 48日目

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たかれん
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