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「絵巻で楽しむ源氏物語の世界展」を開催しました!

2024年7月27日(土)から8月12日(月・休)まで、市制70周年記念事業として「絵巻で楽しむ源氏物語の世界展 -学校法人甲子園学院所蔵資料より-」を宝塚市立文化芸術センター1階サブギャラリーで開催しました。
甲子園大学は宝塚市にキャンパスがあり、本市とは包括連携協定を結んでいます。
そのご縁で、市制70周年を迎えるにあたり、大学の運営母体である学校法甲子園学院より、貴重な所蔵資料をお借りすることができました。


文学、絵画、演劇と様々なジャンルで表現されてきた「源氏物語」。
今回は、学校法人甲子園学院が所蔵するカラフルな「源氏物語絵巻」全5巻や、墨のみで描かれた「白描(はくびょう)源氏物語絵巻」、源氏物語よりも前に成立した「竹取物語」の古写本など、江戸時代の貴重な資料の数々を紹介しました。

平安時代の暮らしや文化、紫式部や関連人物などもパネルで紹介。テレビドラマの影響もあってか、熱心に展示をご覧になる方が多くいらっしゃいました。

江戸時代の巻物や冊子を展示

夏休みに合わせて、子ども向けの解説やクイズもあり、小学生も楽しそうに見学していました。
また、平安貴族の等身大イラストのフォトスポットや、巻物(複製)に触れる体験コーナーも人気でした。

壁にはクイズやフォトスポットも!
小中学生もたくさん来場
巻物、上手に巻けるかな?

来場者からは「貴重な資料を拝見出来てとても感動しました」「大河ドラマを家族で見ているので、子どもも興味をもって鑑賞しました」などの多くの感想が寄せられ、子どもからも「白描の絵巻はすみだけでかかれているけどすごかった」「平安について知ることができるいいきかいになりました」「巻物をさわったのが楽しかった」などの感想が寄せられました。

本物の美術に出会えたこと、貴重な体験は皆さんの心に深く刻まれたのではないでしょうか。
これからも気軽に文化芸術に親しめる機会を提供できればと思います。

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