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3つの言葉をつなげれば、人は動く。昔話の時代から続く、「行動力」と「影響力」を生むストーリーの力

「むかし、むかし、あるところに」
お話の定番の始まり方です。

思えば「お話(ストーリー)」は唐突です。
語る言葉だけで、聞き手を今いる場所から
今ここにない空間に導いてしまいます。

ストーリーの語りだしの部分は、
ある意味「ワープ装置」です。

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強力に注意をひきつけなければなりません。
では、そもそも「注意」とは何でしょうか?

アメリカの心理学者マイケル・ポズナーは
「注意」を次の3種類に大別しています。

手帳術講師

これを昔話「桃太郎」の冒頭に
当てはめてみましょう。

プレゼンテーション1

いかがですか?

誰もが知っている昔話の
書き出しは見事に
注意の3類型を網羅しています。

「いつ」、「何」を「どうするか」

今ここでない時空にいる人物の
日常とそこから始まる非日常が
見事に表現されています。

この3類型がそろうだけで、
私達は今ここにないお話の世界に
移動してしまうのです。

昔から大切な智慧や教訓は
ストーリーの力を借りて
代々受け継がれてきました。

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そのため人間は、
誰かの「お話の始まり」の合図に
とても敏感なのです。

だからこそ、自分の想いを
注意の3類型に従って
整理してみましょう。

「いつ」、「何」を「どうするか」

すると、あなた自身が
自分が語りはじめたストーリーに
反応し、その続きを知りたくなり
「行動」が始まります。

次に、ストーリーを周囲に語ることで、
他者の注意をひきつけることができ、
「影響力」が生まれます。

まずは自分にストーリーを語ってみましょう。

本日もお読みいただき
ありがとうございました。

他人のストーリーを読む「読書」でも
同じことがいえます。
私達が本から最も吸収できるのは
細かい数値や統計ではなく、
他者の生きたストーリーです。

こうしたストーリーをいかに早く見つけ
自分の言葉にして共有するかが
最も大切な読書法なのです。
こうした観点から行う
「速読」×「読書会」が4C読書法です。

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参考文献(P202)



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