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未来をつくる仕事~介護が世界のKAIGOへ~



未来をつくる仕事「介護」 ~介護の魅力と可能性を広げるために~

私はかつて普通の介護福祉士として働いていました。

日々の業務の中で高齢者の方々と触れ合いながら、介護の持つ可能性に気づき始めました。

誰かの人生を支え、尊厳を守る役割を担う介護の仕事は、単なるケアの域を超えたものであると感じたのです。

しかし、当時の私は「自分一人でやらなければ」と責任感に押しつぶされそうになり、結果として心の余裕を失っていました。

そんな私が再び介護の魅力を見出し、未来をつくる仕事として「介護」を広める使命を持つまでの道のりについて記事にしました。

国際介護士としての始まり

夢だった仕事をあきらめ、心にぽっかり穴があいていた20代。

アルバイトを転々としていた頃、介護保険がスタートし、手に職をつけようか・・・。

そして、ヘルパー2級の資格を取得して働き始めた当時、私は一人の高齢者に「あなたは本当によく頑張っている」と頭を撫でられた瞬間、涙が自然と溢れ出ました。

「自分の居場所を見つけた」と感じたのです。

そこから私は介護の仕事に真剣に向き合い、経験を積み、介護福祉士の資格も取得しました。

その後、管理職に就きましたが、自分の責任を周囲に押し付けてしまうこともありました。

仕事が行き詰まり、退職を決意しフリーランスとしての道を歩む中で、再び自己責任の大切さに気づかされました。

そんな時、中国での介護事業の可能性を耳にし、アジア諸国での介護の現状を視察した際、寝たきりの高齢者や十分なケアを受けられない方々を目にして、日本の介護の素晴らしさを海外に広めることが必要だと感じました。

そこから「国際介護士」としての活動が始まりました。

気づき_他者との違いを尊重する介護

介護の仕事を通じて学んだのは、他者との違いを尊重することの重要性です。

認知症を抱えた高齢者の方との関わりの中で、その方が午後2時になると「家に帰りたい」と言い出す理由を理解できずに、最初は行動を制限していました。

しかし、相手の立場に立って背景を理解した時、その方がかつて30代の母親で、毎日娘さんの帰りを待っていたという大切な思い出に基づいた行動であることがわかりました。

この経験は、人の違いを理解し受け入れることが、豊かで優しい社会を築く基盤であると教えてくれました。

課題_介護責任の重さとは?

介護者が抱える責任の重さについても、私は多くの場面で感じてきました

特に家族介護を担う人々は、大切な家族を守りたいという思いから、自分の生活を犠牲にしてしまうことが多々あります。

私の友人も、母親の介護のために夢だった飲食店を諦め、辛い思いを抱えながらも自分を責める日々を送っていました。

しかし、社会が変わり、「助けて」と言える環境が整うことで、介護者自身も大切に生きることができる社会が実現すると信じています。

そして、実現するためにも、家族が安心して自分の生活を過ごす。
介護が未来を暗転させることに繋がらないためにも、介護担える専門職を増やしていくことも必要だと思ったのです。

課題_2040年の介護人材不足問題に挑む

2040年には日本で大規模な介護人材不足が予測されています。

この課題に対して、私は「KAIGO」を未来を支える専門職として広め、介護の価値を再認識させることが解決の一歩になると考えています。

実際、家族介護の負担が原因で仕事を辞める人が増えており、社会全体で介護を支える仕組みづくりが急務です。

しかし、介護の仕事は「7K」と呼ばれ、汚くてきつく、魅力的な職業と認識されていない現状があります。

この現実を変え、介護が価値ある仕事であることを世間に広めることが私の使命です。

「KAIGO」を世界共通語にするために

「介護」は英語で "caregiving" または "nursing care" と訳されることが多いです。
Caregiving は、家族やプロの介護者が高齢者や障害のある方の生活を支える行為全般を指します。
Nursing care は、より医療的な支援を伴う介護を意味する場合に使われます。
また、近年では、日本の「介護」を「KAIGO」として、そのまま英語表記で使用するケースも増えてきています。

ChatGPT

アジアの多くの国々では、家族が介護をすることが当たり前であり、外部の介護職が必要とされる文化はあまり根付いていません

だから、汚れたら後始末、出来ないことを補うことがケアの中心となっている地域が多くあります。

しかし、日本の介護には「自立を支援する」という価値観があります。

例えば、私が訪れたインドネシアで「この方はいつ起きるの?」と尋ねると、現地の方から「なぜ起こすのか?」と返されました。

寝たきりで表情を失った高齢者が多い中、日本の介護は生活の質を高め、できる限り自立を促進することが主軸です。
自分でできることを増やすことが、自由につながります。

私は、自由は欲張って生きれることだと解釈しています

この価値を広め、介護を単なるお世話ではなく、自立を支援し欲張って生きていく「KAIGO」という共通語として認識されるようにしていきたいと考えました。

介護は「未来をつくる仕事」なんだと

介護の仕事が、好きから誇りに変わっていきました


介護の魅力を世界に伝える

そこからの私は、国際介護士として、日本の介護技術と精神を広めるための活動を続けています。

特に大切にしているのは、異なる文化や価値観を尊重し、その土地に合わせた介護をプロデュースすることです。

例えば、日本の介護は相手の心を読み取り、生活背景に合わせたケアを提供することが特徴です。

異なる国の方々と協力しながら、その国の文化を尊重し、丁寧なケアを通じて「KAIGO」を世界に浸透させていくことを目指しています。


未来をつくる仕事としての介護

私が目指す未来は、日本の「KAIGO」が世界共通語として認識され、介護が価値ある専門職として社会に認められることです。

「介護はお世話ではなく、人の自立を支え、人生を共に考えるもの」

これは私が信じる介護の本質であり、未来を創る仕事としての可能性を秘めています。

今後も国際介護士として、日本の介護の魅力を発信し続け、人々が安心して未来を迎えられる社会をつくるために全力を尽くしていきます。

この道が、どれほど多くの人にとって安心と希望の未来をもたらすか、その可能性を信じています。

私が目指すのは、介護を通して人々が安心して老いを迎えられる社会です。

私たちが共に描く未来がどんなものであっても、「KAIGO」はその未来に欠かせない価値になると信じています。

過去の自分が想像しなかった未来もまた想像できない

今、かつての自分が想像しなかった未来にいます。

そしてその延長線上にある、まだ見ぬ未来へも期待とワクワクを抱いています。

私の使命は、介護の魅力を発信し続け、誰もが安心して未来を迎えられる社会を築くきっかけとなればと願います。

未来に向けて、介護福祉士のみなさん一緒に歩んでいきましょう。

国際介護士は、あなたの可能性が輝く未来を共に見つけるために必要な職業となります。

2025年 認定国際介護士をスタートします!!

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