アルトデウスBCに登場する「九条商事」って何だ?
こんにちは。はじめましての方は初めまして。takaraと申します。
今回は2020年12月4日に発売された「ALTDEUS: Beyond Chronos」(以下アルトデウスBC)について話していこうと思います。
アルトデウスBCって何?という方はこちらをどうぞ。
「アルトデウスBC」は、2280年の未来を舞台としたVRインタラクティブストーリーアクションゲームです。
現在Occulus RiftとOcculus Quest/Quest2で先行リリースされていますが、2021年にはSteam版やPSVR版も発売とのこと。
どういう内容か簡単に説明すると「巨大人型ロボットのパイロットになって謎の巨大生物メテオラをぶっ倒すと思いきや、主人公の親友そっくりのメテオラが現れてな、なんだってー!」
まあ序盤はだいたいこんな感じです。そこから謎の生命体メテオラやメテオラに捕食された親友コーコの謎が解き明かされていき、1度エンディングを迎えたかと思ったらまさかの2周目が…!?という内容と風の噂に聞いております。まだ全部クリアしてないので。(執筆当時)
あ、主人公のクロエは女の子です。
制作はVRミステリーアドベンチャーの大ヒット作「東京クロノス」を生み出したMyDearest。アルトデウスBCは「Beyond:Chronos」とついているので続編みたく見えますが直接の繋がりは薄いので単体として楽しめます。
キャラクターデザインは東京クロノスに引き続きイラストレーターLAM様。
うーん美麗すぎる。
というわけでゲーム概要説明はこのくらいにして、中身の話に移りましょう。こちらはプレイ中に登場する場面のスクリーンショットです。
どこかで見覚えが…?と思った方はご明察、渋谷駅前のスクランブル交差点そのままですね。巨大生物メテオラに襲撃されて地下に退避せざるを得なかった人類はVRやARを使って環境基盤を整え、200年間ずっと過ごしてきたらしいです。200年は長いなぁ。
2280年ではコンタクトレンズ型のARデバイス「グライアイ」が普及して街の姿や自然、あと広告パネルなんかも全てARで再現して見た目は彩り豊かになっているんだとか。
ということでこれ全部ARです。広告パネルの数が凄い。
貼りすぎじゃね?と思うところですがこれは過剰演出らしくて物語が進んでいくとちょっと減ります。それはそれで寂しいような。
しかもこの広告パネル、最初は見るだけですがストーリーを進めて探索パートに入ると詳細を見ることができます。
(伸びている水色の線がポインターで、OBJECTに合わせて決定ボタンを押すと説明欄が出現。内容はぜひ本編で確かめてみてください!)
これらの広告はゲーム内の架空企業かと思いきや、実在のものも混ざっています。有名どころだとCRIWAREとか。
実は発売前に行ったクラウドファンディングの【法人プラン】に出資すると広告看板が設置できる特典があったんですよ。詳しくはこちらに。
というわけでビルの上にばばーんと貼ってある「九条商事」や「96GAMES」「バーチャルマーケット」はクラウドファンディング出資者のものだったんですね。ちなみに法人格じゃなくてもいいと書いてあったので九条棗様も個人で出資なさっています。
「九条商事」とクラウドファンディングの関係を説明できたところで、やっと本題に入ります。ふぅ長かった。
「九条商事」とは
九条商事は正式名称「株式会社九条商事」といいまして、バーチャルタレント九条林檎が設立したグループ団体のようなものです。
名前の由来はラーメンズの「株式会社企業商事」(林檎様はラーメンズネタがお好き)で、配信でファンと今後の活動方針を相談する場を株主総会と呼んだり、イラストレーターLAM様を称える歌が社歌っぽいということで「株式会社九条商事社歌」が生まれたりなど、デビュー当時から度々登場しファンにはおなじみの名前となりました。
九条商事に在籍しているのはCEOの九条林檎の他に九条杏子、九条茘枝、九条棗などの「九条家」一族だというウワサです。
九条家についてはまずこちらの動画をご覧ください。
「九条家」とは?
先の動画に登場する赤、紫、緑、青のイメージカラーを持つ4名は、九条の名を関する吸血鬼の一族です。アイドルユニットでも姉妹でもありません。
「東の九条」九条杏子、「西の九条」九条林檎、「南の九条」九条茘枝、「北の九条」九条棗とそれぞれ魔界の東西南北を統治する領主家の御令嬢であり、人間界に移住してお屋敷を買ったりホームステイしたり副業や学業もこなしながらバーチャルタレント活動を続けている指折りの高貴な存在なのです。
最初に魔界から人間界へ来たのは九条林檎様で、当時17歳だった彼女はとあるオーディションを勝ち抜いてタレントデビューし、イラストレーターLAM様にデザインして頂いた3Dモデルの体を通してバーチャルタレント活動を始めました。その後、親戚の棗様、茘枝様、杏子様も人間界に来て同様にバーチャルタレントとなります。
林檎様はもともとLAM様の熱心なファンだったそうで、自身のデザインとモデリングをしてくださったご縁から「マパ上様」(ママ上様+パパ上様)と呼び人間界での親の如く慕っています。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
そしてLAM様がキャラクターデザインで参加されている「東京クロノス」も発売前からたくさん宣伝し、体験版の実況動画を投稿したりと熱心なプッシュをしていました。
ちなみに東京クロノスのクラウドファンディングにも出資しておりスタッフロールの制作共犯者リストにも名前が載っています。ぜひゲーム内で探してみてください。(同じくLAM様デザインでVtuberになった馬犬さんも)
そんな林檎様の活動は東京クロノス開発チームも知るところとなり、イベントのゲストに呼ばれたり、アルトデウスBCでは応援メッセージが届いたりと良好な関係を築き上げられたご様子。
オンライン記者会見でアルトデウスBCの詳細が発表になった際はわずか4日で動画を作り公開していました。行動が早い。なお特に案件とかではないそうです。(ノーギャラで自主制作の意味)
【概要編】
【キャラクター&音楽編】(こちらは発売日直前の公開)
また、林檎様ご自身のモデルもバージョンアップの際に東京クロノスとアルトデウスBCに携わった2.5次元クリエイター由治さんの協力を得ており、LAM様のイラストを忠実に再現した麗しい化粧を施されています。
(杏子様、茘枝様は3DCGモデラ―のモト氏が改修を担当)
ということで九条家とアルトデウスBCの両方を紹介してきましたが、別に癒着とか裏取引があるとかそんなわけではなくあくまで、クラウドファンディング出資と個人的なファン活動を元にしたビジネスの関係であることを踏まえておきたいですね。
そもそもこの記事自体がアルトデウスBCにかこつけて九条家の宣伝をするのが目的ですし。(きっぱり)
てなわけで九条家はいいぞ!ぜひともTwitterのフォローとYoutubeチャンネル登録をお願いします。
そして九条家の特に林檎様と棗様のファンはぜひアルトデウスBCをやりましょう。Steam待ちの人多そうだけど。わかる。自分もクラファンのDLキーはSteamVRを選んだので。でもQuest2版も買って全く損はない面白さでした。
では最期に九条商事社歌を歌って記事を閉めたいと思います。
ご唱和ください、マパ上様の名を!
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