【読書】世界「失敗」製品図鑑
それでは今晩もはじめましょう。
【投資信託の話】シリーズはいったん終了し、今回からは読書や日々のニュースからの学びについてお話をしていきます。
今回は以下の書籍からの気づきです。
世界「失敗」製品図鑑 「攻めた失敗」20例でわかる成功への近道 荒木博行著 日経BP
本書はさまざまな商品やサービスを取り上げ、何をすれば失敗するのか、それをどのように活かしたのか、について有名企業の失敗事例をもとに説いた書籍です。
例えば、
・コカ・コーラ「ニュー・コーク」
・任天堂「Wii U」
・セガ・エンタープライゼス「ドリームキャスト」
・セブン-イレブン・ジャパン「セブンペイ」
などなど、そうそうたる企業の派手な失敗をこれでもかと取り上げています。
決して硬い話ではなく、かわいらしいイラスト(ちびまる子ちゃんに出てきそうなキャラ)もあり、くすっと笑いそうになります。
失敗に至る経緯とそこから何を学ぶべきなのか、がわかりやすくまとめられています。2時間くらいで読めると思います。
事業に失敗した結果、清算された事業(モトローラ『イリジウム』など)もありますが、それを後々の成功につなげているものがほとんどです。
・ネットフリックス「クイックスター(DVD郵送レンタル事業)」
・アップル「ニュートン(携帯情報端末」
失敗を次に活かして成功を獲得できるか、そのままにして自らの存在自体が終焉を迎えるか、
皆さんならどちらを選びますか、と問いかけられているような気がしました。
今回は以上となります。