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ゆるゆるラジオ「障害者、家を買う。」を聴いて。

ただ、できるだけ多くの人にこちらのラジオを聴いてほしい。
それだけの記事だ。


自分は一応お医者さんから、「〇〇障害」と、いくつか診断を受けてはいる。

それでも、世の中にある数えきれないほど多くの「障がい」についてはほとんど無知だ。
それに、精神疾患の診断は難しく、コロコロ変わりもするらしい。

自分が果たして「障がい者」であるのかもよく分からない。

だから詳しいことは何も書けないし、余計なことも書きたくない。


藤野先生の本はどれも読ませてもらっていて、自分自身、その優しい言葉の一つ一つに救われている。

もちろん、見出し画像のようなツイッターのつぶやきや、最初に貼り付けさせてもらっているラジオもそうだ。

正直、ラジオのタイトルを見たら、自分にはまるで縁のないようなことに思えた。
ただ、聴いていくうちに、「障がい者」であることだけで、本当に多くの障害があることに気付かされた。

藤野先生は、失礼ながら本当に障がい者に見えない。
もちろんお会いしたことがないので、正しくは、「思えない」。

立派なお医者さんにまでなられて、本業はもちろん、執筆活動や講演会、TV出演など…
本当にお忙しく働かれているように思う。

当直などもあり、医療刑務所などでの勤務もされているらしい。


以前、自分がつぶやきサイトをしていた際は、何度かリツイートさせて頂いていたが、先生ご本人のツイッターから「いいね」が押されたときは本当にビックリした。

最初はたまたまかと思ったが、時間差はあれども気付いたら「いいね」を押されている。
もちろん見出し画像にあるように、本当に沢山の方々から反応がある。

リツイートしたいことばかりだったけれども、むしろしない方が良いのでは…?とまで思ったほどだ。

ラジオでも話されているが、実生活は少し笑えてしまうほど「ゆるゆる」だ。
それでも疲れもあるだろうし、お忙しいことに変わりはないように思う。


そして、そんなお医者さんとして立派な実績もあり、普通に社会生活を送られていらっしゃるようでも、「障がい者」というだけで思いがけないような障壁に直面されたらしい。

考えてみれば当たり前のことなのかもしれないが、障がい者であってもそうでなくても本当に一人一人は全く違う人間だ。

自分の場合は生まれ持ったものではないかもしれないけれども、先生の場合は生まれたときからのもの。

それでも受け入れて、きっと想像もつかないような苦労と努力をされてお医者さんになられたはず…


先生とは比べものにならないことだが、自分はアルバイトを探していた時、履歴書だけで何度も不合格になったことを思い出した。
たくさんの仕事を転々としていたことも原因の一つにあるかもしれないが、それまでは立て続けに何度も落ちることなど無かった。

履歴書に、通院していることと診断名を正直に書き始めてからだ。

自分にとっては、やっと、仕事でトラブルが多かったり続けることが困難だったりしていた原因が分かってきた頃。
そして治療を受けるようになって、以前よりも良くなってきていたはず。

それでもきっと、履歴書一枚でそんなことは分からないのだろう。

少し罪悪感を感じながらも、病気などに全く触れずに出した履歴書は簡単に通った。


程度の違いは大きすぎるかもしれないが、ラジオでの先生のお話を聴いて、そのことを思い出した。

周りから尊敬されるようなお医者さんという職業であっても、「障がい者」であることの障害は、まさかのところで急に現れる。

きっと何かしら行動してみないことには気付けないような、障害や差別、偏見なんてものは山ほどあるのだろう。


「知らないほうが幸せなこともある。」

こちらはよく聞く言葉ではあるけれども、あまり好きな言葉ではなかった。
先日読み終えた本の著者、大崎博子さんのつぶやきにもあった。

大崎博子さんのツイート。


大崎さんは何を思ってつぶやかれているのかは分からないけれども、勝手ながら自分も少しそう思えてしまったかもしれない。

ただ、こちらのツイートを探しているうちに少し元気にもなれた。
たくさんのつぶやきを改めて目にしたからだ。

こちらはそのごく一部。

まだ比較的若い世代の自分は、もっと知識を得たほうが良いのかもしれない。
それでも、現実に押し潰されないように、こういう温かくて優しい言葉から、それに勝るような知恵を手に入れることも大切なことだと思った。


確か、「あまり余計なことは書きたくない」と前置きしてはいなかっただろうか…

結局、自分の考えとか感想とか色々と書きすぎてしまった。
それでも、ラジオを聴いてどう感じるかは人それぞれ。

自分は、思ったことを思いついたままに書いただけだけれども、少し元気が出てきた気がする。


誰に恥じることもない。
自分は偶然、今こうしてここで、何故か生きているのだから。

ゆるゆると、自分のために自分だけの人生を生きたい。
いつ死んでも悔いがなければそれで満点!💯✨

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