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財政赤字ってどうなの?
現在日本は、
巨額の財政赤字を抱えています。
GDPに対する
政府債務残高は
『200%を超えた―』
『主要先進国の中で、最悪の水準』
などなど
言われています。
![](https://assets.st-note.com/img/1661955354174-IehWayZBKK.png?width=1200)
確かに、
これは、財政危機の
ギリシャやイタリアよりも
はるかに大きい値ですよね。
財政危機であれば、
『そんな国の政府は信用できるか!
国債なんか買うわけはない!』
となりますよね。
そうなると、
国債を売るためには、
『金利を多くしますから購入しませんか?』
と金利大きくなることが予想されます。
では国債の金利の推移を見てみましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1661955917599-pSsFQ5v61q.png?width=1200)
赤色の線が金利になるのですが、
政府債務が積みあがるのに対して、
金利は下がっているのがわかります。
つまり、
日本は財政危機にあるはずなのに、
日本国債の買い手が
多くいるということになります。
これはなぜなのでしょうか?
よく聞かれる
答えとしては、
『民間部門に貯蓄が多くあって、
その金額をもとに日本国債を購入しているから』
などが言われています。
そのような話が
金利が1~1.5%であった
2011年などから言われていましたが、
今では国債はより金利が下がっている。
つまり、
より少ない金利で、
政府はお金を借りれていることになります。
この状況がどうして、
『財政破綻の国よりも高い
対GDPの政府債務の国』
で起きるのでしょうか?
次回もお楽しみに!