Part148:23-24シーズンのEL王者、「アタランタ」ってどんなチーム?
皆さんごきげんよう!清水です(≧▽≦)
5月23日早朝、UEFAヨーロッパリーグの決勝が行われ、イタリア・セリエAのチームである「アタランタBC」が初優勝を飾りました!
アタランタがヨーロッパのコンペティションでタイトルを取るのは初めてで、セリエAのチームがヨーロッパリーグのタイトルを取るのも初めてのことでした
(前身のUEFAカップでは、インテル・ユベントス・ナポリ・パルマが優勝しています)
また、決勝の相手はここまでシーズン51戦無敗で、リーグ戦無敗で初優勝を果たしたレヴァークーゼン
そのレヴァークーゼンに唯一黒星を付けたのが、アタランタなのです!
※レヴァークーゼンに関する記事はこちら↓
このアタランタというチーム、僕は5年くらい前から追っているのですが、日本で知っている方は少ないのではないかなと思います
そこで今回は、アタランタってどんなチーム?について、投稿したいと思います!
では早速、本題に参りましょう!
アタランタの概要
正式名称はアタランタBC(アタランタ・ベルガマスカ・カルチョ)
愛称は「ラ・デア」(「女神」という意味)
よく間違われるのですが、「アトランタ」ではなく「アタランタ」です!
クラブの誕生は1907年ともうすぐ120年を迎える、とても歴史のあるクラブです!
ミラノ近くにある人口12万人ほどの街、「ベルガモ」を本拠地とするサッカークラブ
僕の地元の各務原市が人口15万人ほどなので、それと同規模の街のクラブが国内の強豪と考えると、夢がありますね✨
アタランタは元々強豪クラブというわけではなく、立ち位置は地方の1クラブ、という程度
育成に秀でており、過去にはフィリッポ・インザーギなどの名手も所属していました!
実際、2016年ごろまでのセリエAの最高順位は6位
基本はボトムハーフで終えることが多く、セリエBに降格することもあるチームでした。
転機となったのは16‐17シーズン
老将ジャンピエロ・ガスペリーニが就任すると、オールコート・マンツーマンの守備をベースに怒涛の攻撃を仕掛けるスタイルで、初年度から4位。
以降も上位をキープし、18‐19シーズンには3位でチーム初のチャンピオンズリーグの出場権を獲得しました!
圧巻だったのは19‐20シーズン。
リーグ戦38試合で98ゴールと、とんでもない得点数を叩き出しました!
このシーズンは1試合で3点取るのも珍しくなく、7点取る試合が3回など「本当にサッカーの試合?」と感じるほどのスコアもありました
初出場のチャンピオンズリーグでもグループリーグを突破すると、決勝トーナメント1回戦ではバレンシアを相手に4‐1、4-3と2試合続けて4点取ってベスト8に進出
惜しくもパリ・サンジェルマンに負けベスト8で大会を去りますが、その強さを欧州に知らしめました
現在はそこまでの攻撃力は無いものの、オールコート・マンツーマンをベースにした戦術は健在で、今季はヨーロッパリーグで優勝、3シーズンぶりのチャンピオンズリーグ出場も達成しています✨
来シーズンも楽しみなチームですね!
ちなみにこのクラブは会長も優秀で、
・選手を育てて高値で売る健全経営
・スタジアムや練習場など必要なところへの投資
を行い、チームを着実に強くしてきました
何より自分もアタランタの選手としてプレーしてきたので、クラブへの愛も深いです!
ガスペリーニ監督との関係も良く、最近のインタビューではガスペリーニのことをこう語ってます。
こんなオーナーの下で仕事ができたら最高ですね!
注目の選手
ここからは注目すべき選手を紹介します!
ますはトゥーン・コープマイネルス
ボランチからトップ下までこなせる万能MFで、数多くのビッグクラブから注目されています!
続いてエデルソン
中盤の潰し屋で、守備をベースとしたアタランタで新たに主軸となっている選手です!
最後はマルテン・デ・ローン
2017年から所属する古参選手で、最近はセンターバックも務める守備職人です!
最後に
今回はアタランタについて、紹介しました!
僕もマドリーの次くらいに注目していて、来シーズンも楽しみなチームです
良ければ試合を観て下さい!
ではまた次回の記事で!
☆Hasta luego!☆