熟慮しすぎて得をすることはまずない
最近とある出来事があってDXが遅々として進まないこと、デジタルデバイドが拡大していることを感じてしまった。
そもそもDXの本質はソフトウェアプログラマがオープンソース思想の素晴らしさをリアル世界に実装しようというものである。オープンイノベーションの利点については、まずこの論文を読んでみて欲しい。
▼伽藍とバザール
https://cruel.org/freeware/cathedral.html
とりあえず実装して走らせてみてからバグ取りをしてより良いものにしていく感覚はソフトウェア開発では当たり前のことだし、そっちの方がスピーディーに色んなものを社会実装できる。
熟慮してあらゆる可能性を潰してから社会実装したとしても、そこからバグは必ず発生する。それであればスピードを優先させた方が利点は多い。
例えば新型コロナウイルスのワクチン接種なんかその典型で、アメリカ合衆国の兎に角スピード重視の接種体制などは社会の正常化にとっては最適解であろう。
考えて自分なりに納得しないと動きたくない、それまでに時間を浪費することに関して罪悪感がないのは、まさにDXの過渡期に摩擦を生じがちである。
とりあえず動く人たちに対して、熟慮派は激しい抵抗をしがちだ。
しかし人間には寿命がある。自分のやりたいことをできないままに寿命を迎えてしまうことよりも、熟慮することのほうが大事なのだろうか?
そうせざるを得なかった時代ではなく今はスマホ、ブロードバンド、SNS全盛の時代である。いかにPDCAサイクルを早く回せるかの時代だ。
熟慮しすぎて得をすることはまずないと思う。
とりあえず動く。そんな生き方を肯定するオンラインサロン「HIU(堀江貴文イノベーション大学校)」でみなさんをお待ちしている。
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https://lounge.dmm.com/detail/87/
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