【書評】今っぽい仕掛けのマンガ『純猥談』
東京マンガレビュアーズの前身『マンガHONZ』時代に、佐渡島君の株式会社コルクのメンバーにいた佐伯くん。彼が最近になってYouTubeとかでバズっているという話を一年前くらいに聞いた。
確かにうっすら記憶がある。その佐伯くんは「猥談バー」というので盛り上がっているらしく、「佐伯ポインティ」という芸名でYouTubeに登場していた。
彼は、その見た目のコミカルさと笑顔で女性ファンが多いらしく、女性から投稿された「猥談」を笑顔で紹介したりするのだという。その投稿をコミカライズしたのが、この『純猥談』だ。純愛ではなく純猥談、つまりセックスの話である。だけど、エロ全開というよりは純愛要素もある。そんな告白話をコンテンツ化してしまったのである。
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