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勝負への気持ちを湧かせた、2年3ヶ月ぶりの世界

 2020年の3月、レバノンにカルロスゴーンのインタビューを撮りに行くために渡航して以来、あれよあれよという間に世界中がロックダウンしてしまい、なんと2年3ヶ月ぶりの海外。以前は毎月のように渡航していたので不思議な感覚だが、予想通り世の中はほぼ元通りになってきた。実際にニューヨークブロードウェイの観劇とルフトハンザの機内だけはマスク着用を言われたが、レストランとか屋外では誰もマスクしていなかった。

 アムステルダムでは期せずして飲食ビジネスのスタートが決まりそうになった。「よく仕事できているんですか? プライベートですか?」といちいち聞かれるけど、今の時代そんなものを区別する意味はないと思う。リモートワークは常にしているし、このコラム記事だって世界中から毎日更新できる。

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