自分につかれるウソが一番わかりにくいという話
頭の中のおしゃべりは、何かってゆーと人のせいにしたがる。
今日も、信号待ちしている車の中で
「あ、なんか焦ってるオレ。」って気づいた。
後続車の距離が近すぎると思ったからだ。
そのとき「あ~、人のせいにしてるな」と思った。
信号待ちに限らずなにかの順番を待っているとき、後ろに誰かが並んだだけで焦ってしまう。
心の中で「後ろの人がプレッシャーをかけてきたからだ」とか言い出す。
確かに、物理的にプレッシャーをかけてくる人もいるかもしれないけれど、自分で勝手にプレッシャーを感じて、慌てているだけの事のほうが多い。
それってつまり、自分で自分にプレッシャーをかけるクセがあるってことだ。
そしてそのことを自分に悟らせないために
「あいつのせいでプレッシャーを感じた」
と思うように仕向けている。
仕向けている・・・?
自分で自分のクセがわからにようにするなんて、本当にクセが悪いやつだぜ、オレってやつは。
「己の敵は自分自身の中にある」とはよく言ったもんだ。
自分につかれるウソが一番わかりにくい。
だれかが自分をだまそうとしているときって、別の人という区切りがある。
なので警戒心とか、観察眼とかがかってに働いて「なんかあやしい」と気づいたりする。
ところが、自分には警戒心も働かなけりゃ、観察眼もはっきりしない。
自分は自分にとって史上最強の詐欺師だったりする。
んじゃ、どーすりゃいいのか?
警戒心とか、観察眼が働いたらいいんだったら、自分を他人みたいに見ることができればOKな感じ?
それができないから、イライラや怒りが止められなかったりするんだけど・・・。
ってことでぼくがやってるのが、とにかく
「気づく」こと。
「あ、いまオレこんなこと思ってるな」って。
気づくコツなんだけど、「自分の考え」に集中すると思考に飲まれてしまいがち。
だから、体の感覚からアプローチするのがおすすめ。
自分をだましにかかるって、そもそもそもムリのある考え。
無理なこと考えてると、必ず体のどこかに力が入ってしんどいはずだから、
まずは体の感覚に気づく。
そうすると、
「ああ、そんなこと考えてたのね」
ってなる。
「そんなこと考えてんの、バカみたい。」
とか思えてくると大成功。
これを続けていると、あまり思考に感情がとらわれなくなってくる。
とらわれたとしても、ずっとじゃなくなる。
ココロが自由になっていく。
オススメだよ。
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