人生に意味なんてない、でも〇〇はある
「人生に意味なんてない」とか聞いたりするけど、
「そんなん、ありえへんわ。」
と思ってましたよ。わかいとき。
んで、
おじさんになってみて、
いろいろ体験して、
よくよく考えてみたら
「人生に意味なんてないな」
「てか、この世に起こる出来事に意味なんてないな」
と思えてきました。
イヤイヤイヤイヤ、
世の中を変えるような革新的な技術
歴史のある遺跡の数々
伝統的なお祭りを守る活動
平和への祈り
美しすぎる大自然
人々を支え続ける仕事、かかわる人々
家族や友人の思いのこもった言葉
かけがえのないプレゼント
・・
・・
・
どれもこれも意味があるでしょ?
確かにそのとおり。
そう思ってきたし、今でもそう思っている。
?
たしかに意味はあるんだけど、その意味ってのは
それを体験した人の心の中にあって、目の前の現象にあるんじゃない。
と、気づいただけ。
「意味」は心の中にあるもので「出来事」や「物」にくっついてるもんじゃない。
そんなこと知ってる知ってる~、なことかもしれないけれど、
出来事と心の動きってシンクロしすぎて、なかなか出来事と感情を切り離せないんだよな~。
だから「人生の意味」を求めて迷子になるときって、人生の意味を出来事や物に求めてしまうとき。
この学部でいいんだろうか?
この仕事でいいんだろうか?
このブランドでいいんだろうか?
この人間関係でいいんだろうか?
「自分にとって特別ななにかが、どこかにあるんじゃないか?」と思って、時には何年も探し回ったりする。
あらゆる出来事は、ただそこにあって自然の摂理で変化しているだけ。
雲が現れて消えてゆくように
川に落ちた葉っぱが流れるように
太陽がつくった影が動いていくように
風がどこかに吹いていくように
人が生み出したものも同じように、現れては消えてゆく。
・・・とは言っても、迷うときは迷うし、悩むときは悩むw
でも、
それすらも、自然の摂理。
今、形ある「確かなもの」はすべて、
100万年後には何もかも形を変えてなくなっている。
もちろん覚えている人なんて誰もいない。.
さっき、空に浮かんでいた雲とおんなじ。
地球に生命が誕生する前に超高層ビルやインターネットが存在しても、なんの意味もない。
「意味」は「人」が今この瞬間に創り出しているものだから。
じゃあ宇宙があることも、地球が誕生したことも
なんの意味もないってのか?
ない。
宇宙にも、地球にも「こういうもの」といった定まった意味はない。
なんだか、むなしい?
ぜんぜん、まったく、そんなことはない。
意味はないけど、価値があるから。ドン!
それこそ無限の価値がある。ドドンッ!!
この世界には、価値があるとかないとか、人間がどうのこうのできるようなもんじゃない絶対的な価値がある。
それが心の底でわかってるから、
「人生に意味なんてない」
とか言われたら、カッチーンってひっかるんじゃないの?
だからこそ、自分自身の「意味」をそこに見つけられるんだと思う。
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