「本業」というフレーズ

企業の正社員をしながら、起業をした人間にとって、メンバーやパートナーとリソース調整をしながら、進めることが多いです。その際に「初めから勤めていた会社の業務」の表現に少し苦心します。〇〇(企業名)の業務などと表現する場合が私の場合多いです。

ありていに言ってしまえば副業に対応する「本業」なのですが、このケースの場合、聞き手は副業側が本とした前提で聞き手に回っているため、どうしても言い回しには気を使ってしまいます。そのうち、このような働き方が定着した場合に誰かが便利な表現を考えてくれるかもしれません。

ここまで書いてきて、正社員という言葉の説明も、なかなかに定義が難しくなってきていると感じます(世間的にもよく言われる話ですが)。リモートワーク主体の世の中で、フルタイム勤務という表現も対にはなってきておらず、フルコミット?も、人に対するタイムシェアリング前提であれば、社会人意識として、すべてのタスクはフルコミットになるでしょうし…。

コモンセンスというのは、多数派によって形成されるというのがよくわかる事例ですが、時間が解決してくれるまで、まどろっこしい表現をし続けるのかもしれません。

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