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バスケ女子歴史的快挙。【テレビ観戦レポ】

その日歴史は動いた。

東京オリンピック女子バスケ史上初準決勝進出ということで私と娘っこはテレビの前でかたずをのんでその試合展開を見ることにした。まさかオリンピックの舞台をテレビで見ることが出来るようになるなんて・・・。私が中学の時やっていた頃はバスケはNBAばかり取りだたされてオリンピックで女子の中継をしていなかったように思う。それが今や某国営放送で生中継してくれるなんてバスケ人気を押し上げてくれた証拠である。その中でも女子は準々決勝を3点差で勝ちあがり、準決勝、勝てばメダル確定となる運命の試合。

対フランス戦

予選リーグでは数点差で勝っている。恐れる相手ではない。頑張れニッポン。

1Q

立ち上がり、緊張していたのか動きが硬い。フランス優勢で試合が続いた。シュートがなかなか入らず7点差に引き離される難しい展開。馬瓜の3Pでリズムを作る。

2Q

町田のアシストが炸裂。もはや見ないノールックパス。バスケの真骨頂、これぞバスケの醍醐味。気持ちいいぐらいにアシストが決まりシュートも決まっていく。日本が走るバスケでややリードしていき、シューター宮澤の3Pが決まる。そこから日本がゲームメイクしていき気が付けば点差が離れて行ってた。

3Q

すっかり日本ペースになってきて町田のアシストが止まらない。自ら3Pやドライブからのシュートを決めたり今日は町田DAYと言っても過言ではないくらいアシストが決まっていきメンバーも乗ってきて次から次に点数を広げていく焦るフランスファール(反則)が多くなったり、連係ミスが目立った。

4Q

日本リードでゲーム進行していく。主力は残り7分で変えて温存。しかし控えの選手がちょっとペースを乱しポンポンとフランスに点数を許してしまう。たまらずヘッドコーチがタイムアウト。【負けない】と選手に念押ししていた。流暢な日本語しゃべるのね。選手も皆ヘッドコーチに言葉に耳を傾けて激を聞いていた。途中アンスポのファウルをもらい(アンライクスポーツなんちゃらw)という危険なファウル。2本フリースローが与えられ、なおかつフリースローを打ったチームのボールからゲームスタートとなる。日本はこのアンスポで前回の準々決勝もいい流れを作った。それから点数を重ね20点差で迎えたラスト10秒。

そして歴史的瞬間は訪れた。日本がボールを持ったままラスト5秒のスローイン。ボールが入った瞬間フランスも負けを悟りもう握手を始める。日本もチーム5人が駆け寄り時間は0を指す。

ビーーーーーー!!!!!!!ブザーは鳴った。日本勝利!!!!!

歴史的快挙日本の銀メダル以上が確定した瞬間だった。

私も娘っこも勝利の瞬間歓喜の声をあげた。

「いやったぁぁぁぁぁぁぁぁ~~~~」

私も娘っこも根っからのバスケ好き。日本代表の試合が熱かった。

こんないい試合がテレビで見られるようになるなんて。すごく嬉しい。どんなマイナーなスポーツでもテレビ中継してくれる東京オリンピック、そして頑張った日本代表女子に拍手を送りたい。出来れば今度は女子リーグもテレビ中継してくれるようになるともっと嬉しくなるかも。私が現役でやっていた中学の頃には考えられない出来事ばかりであの頃の私に教えてあげたい。

日本代表女子は銀メダル以上取れるようになるんだと。私ももう少しバスケを続けていたらよかったかなと・・・。しかしバスケを続けていたら今頃優著にテレビでバスケを見ていなかったかもなぁとも考える今日この頃であった。


#スポーツ観戦記

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