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オルトフォン コンコルド Ortofon Concorde と コンコルド広場

パリではオリンピック。スポーツの祭典なので色々なスポーツをやっているが、基本的にあまり見るのは好きでないので、TVがついていても見ないのだが、↓ これらの種目は好きなので積極的に見ることにする。

開会式・閉会式、スケートボード、自転車、壁登り、そしてダンス。なんでブレークダンスがオリンピックなんだ・・?   と昔は思ったけれど、これはすげぇスポーツだと思う。自分の身体では腕立て伏せを何回かやるだけでヘトヘトになってしまうぞ・・・ 1回も出来ない人もいると思う。

ブレーキンは今回から正式なオリンピック種目となったのでTVの説明を見ていると少しはルールも分かって来る。1:1で勝負をして勝つか負けるかの勝負なのね。9人のジャッジはなかなかクールだ。
日本から女性の Ami が金メダル、男性の金メダル候補の Sigekix はまさかの4位だった。

ブレーキンの詳細は別の所で読んでもらうとして、私が気がついたのは表題になっている オルトフォン コンコルド・・・


その前に、オリンピックの会場は色々な所でやっているが、超パリの中心地であるコンコルド広場に、4箇所の会場を作っている。普段は移動の観覧車がある時もあるが、広い広場になっている。Google MAPのレイヤから  ↓

上の写真のように広場は普段は何もない広い土地なのだが、オリンピック中は4箇所の競技場となる。そのうちの一つがブレーキン。

ちなみに、凱旋門ーコンコルド広場ールーブル美術館 は 一直線なのだ。凱旋門からコンコルド広場まではあの有名なシャンゼリゼ通りとなる。

更に言わせてもらうと、聖火台があるチュイルリー庭園は、コンコルド広場とルーブル美術館の間、凱旋門の先には新凱旋門。
つまり新凱旋門からルーブル美術館のピラミッドまで予想するに本当に一直線なのだ。距離を測定したら8.1Km となった・・!!

少し脱線したが、何故こんなにコンコルド広場をしつこく言うかと言えば、ブレーキンのDJブースで使っているターンテーブル(レコードプレーヤー)のカートリッジ(針の部分)が、オルトフォン社のコンコルドと呼ばれているものだから。

本物かどうかはわからないが、動画を拡大してみると多分あれだと思う。
つまり、コンコルド広場だからなのか偶然なのか意図的なのか分からないが、オルトフォン コンコルドを使っているのが大変オシャレだと思うのだ。

ちなみに、このカートリッジは私が学生の頃(50年位前)の頃に登場してきた。まだ、ジェット機のコンコルドが飛んでいた時代だ(2003年まで飛んでいた)。旅客機なのに音速よりも2倍以上早い速度を出せるのだが(調べたらマッハ2.02だって)、着陸時には先端ノーズを下げて視界を確保するという構造に似ていた形状なので、オルトフォンではコンコルドという名前にしたに違いない。(Paris CDDG空港で離陸場面を見たことがあるのは自慢、すげぇ音だった)

Fly team様より写真拝借


ブレーキンの動画から一部分拡大拝借(youtube様)   超拡大

ちょっと似てるでしょ・・・良いネーミングだと思う。


これがブレーキンの動画から拾ってきたDJブースの部分。


自慢だが、これを一瞬見ただけで、オルトフォン・コンコルドだ!  と知っていて、更に名前も覚えていた。今日朝に何を食べたのか思い出すのに努力が必要だというのに、50年前の事は覚えているものだな。

レコードから音が出る原理は、回転するレコードの溝に接触するダイヤモンド針が振動して、その振動をカートリッジ内のコイルと磁石で発電をする。
あの細い溝の振動なのでほんの少しの発電量(6mVだって、1.5V 乾電池の250分の1)なのと、それを忠実に拾うのは大変な仕事。
それをスピーカーを鳴らせるまで電気の力で増幅する、増幅する機械がアンプだ。
     ==   3センテンスでアナログオーディオの原理を説明 ==

普通はカートリッジは四角い物体でターンテーブルのアームに取り付けるために、シェルと呼ばれる板に固定してからアームにつけるのだが、このコンコルドはシェルとカートリッジが一体化してるのが特徴。

うーーーーん、昔の知識だがオーディオ話題に熱がこもる。今の時代にこのレコード盤がまた流行っているのは嬉しいことだ。

Googleの映像ではこんなに色も綺麗で種類もあるのだな・・・あまり高くない・・50年前と同じぐらいだ。

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