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かまどさん

あなたが美味しいものが好きで、それを作る為には多少の努力をするのを惜しまない人で、米を食べる人・・・だったら、ご飯を炊く時は土釜がお勧め。
炊き立てのご飯を食べた時に ”美味しい” と声が出てしまう人や、おこげなんかがあると幸せになるような人は更にお勧め。

世の中には色々なのが出ているけれども一番のお勧めは 長谷園の ”かまどさん” がいいと思う。他のを試したわけではなくてこれしか持っていないのだが色々と検討した結果これを選択したので、私と同じ考えを持つ人ならこれで満足すると思う・・・な。

昔はこれしかなかったので選ぶのも簡単だったが、今では色々な会社から出ているし、土釜なのに電気駆動のもあったりで選択肢は多い。更に、長谷園ではIH対応などもありガスのコンロが無くても炊けるのも出来たのだな。写真を見てみると底にIH対応の樹脂が付いている。お宅のがIHしかないならこっちを選ぶしかないが、もしガスならば条件が限定されない普通のやつがいいかとは思う。将来IH専用になる可能性があるならば、IH用を入手するのがいい。この辺は任せる。

うちには、3合炊きと5合炊きと両方あって使い分けている・・と書きたい所だが実際には5合の方が登場回数は多い。大は小を兼ねるので、大きい方で5合炊く方が多いけれど、3合を大きい方で炊くこともある。3合の方は、炊き込みご飯を作る場合に大量に出来てしまうと困る(多すぎで)ので登場する場合がある。

うちに来た人でこのご飯を食べさせてあげた人は、土釜を買う人の比率が高いのと、私から推薦されて買う人も多い。

ま、外でご飯を食べてどこどこのは美味しいとか美味しくないとかの区別が無い人(どれでも同じ味)の人はここまで凝らなくていいと思う。それが判断の分岐点だ。

これを書く為に長谷園の炊き方を見てみると、12分で蒸気が出てきて、その後1分したら火を止めると書いてある。

合計13分か・・その後20分まで蒸らすのだと。
うちでは、火を弱くしてるのかもしれないが、20分したら火を止めるようにタイマーでセットしてある。その後15分後にかき回してから5分後以降に食べる。火加減と時間は色々と試行錯誤してこれになったが、今度強火にして12分で蒸気が出るようにして試してみよう。

世の中の常識では、はじめチョロチョロ中パッパ 赤子泣いても蓋とるな という言葉があるように、途中で火力をあげて火を止めてからは保持をしておくというのがある。これも、多孔質の素材の特徴で火を止めても温度は保持してくれるのでそのまま放置しておけばよい。

昔、外国に住んでいる日本人がガスコンロと鍋で米を炊く時に、火を止めた直後に掻き回した方が美味しいとの判断で食べた事あるけど、確かに普通に美味しかった。日本では安易に炊飯器があるので平均レベルは高いのだと思う。

長谷園のWEBサイトより図面拝借(宣伝するので許して・・)

長谷園 👇より参照

この図面を見てみると、確かに火を入れてから100度まで一気にリニアで温度上昇して、火を止めても温度が維持されている。これは多孔質効果で温度を保持するのだな。この12分迄の斜め線は微分値が一定と読む事も出来る。

難しい講釈は終わりにして、これが面倒出ない人は騙されたと思って鍋を買うべし。長谷園 の会社名が 長谷製陶 なので同じ。 

3合炊き 直火(ガスコンロ用)


これは5合炊き


1合もあるんだ・・・
何かで読んだけど電子レンジにいれてもいいとか・・・


ま、色々とあるのでお好きなのをどうぞ。電気の炊飯器でも上手く炊けば美味しいとは思う。

料理にはパラメータが沢山あるので、最高の組み合わせを見つけるのが重要ね。
米の種類、研ぎ方、量(重さ)
水の種類、温度、量(重さ)
火の強さ、時間
炊き上がった後のかき回すタイミング
あまり関係ないだろうが室温

沢山調整する箇所があって楽しそうだ。


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