イスタンブルに空調を見に行く
どうも。
記憶に残っている最初の国際ニュースは
82年イスラエルによるレバノン侵攻。
推しの王朝はティムール朝。
(残忍だけど、あのオスマン朝に勝っている。)
本棚に並ぶ詩集は東洋文庫の『ハーフィズ詩集』。
東北に行った事はないけれど、
ゴラン高原ならイスラエル側、シリア側
両方から訪れた事がある。
中東を愛し、アラビア語を解する男、島です。
(ラインネームはムスタファ・ケマル)
そんなこんなで、いつもとは毛色の違う内容。
中東は好きだけど、
中東、中東と連呼しても
我が子のお腹は満たされない。
なので、熱環境の仕事に精を出す日々。
わき目もふらず、働きアリな毎日を過ごす中で
はっと気付いた。
「うちの社名、simsim(アラビア語でゴマ)じゃん。
アラビア語じゃん。中東じゃん。」
と、いうことで中東とビジネスをすることに決めた。
全ては神の思し召し。
マー・シャーァ・アッラー。
で、トルコ。
私の歴代のパスポートでトルコの入国スタンプは
10回以上。ランキング3位。
(1位はシリア。2位はレバノン。)
トルコは長らくヨーロッパの工場の地位だ。
ドイツなどから移管された技術で、
リーズナブルに物を作る。
空調関連の部材もあらゆるものを作っている。
で、来年イスタンブルで展示会がある。
そこに行くことにした。
(嫁さんはまだ知らない。)
で、早速むこうのHVAC関係者とリモートで色々情報交換をした。
現地にどんな企業があって、どんなものが作られているのか、
また日本から輸出される物はないのか?(なにせ円安なので)等
最初のセッションとして十分な情報を得られた。
読書、登山、スキー、映画等など好きなものはあれど、
なんだかんだ「中東」だけは変わらぬ熱量で好きだ。
※ここで注釈:好きなのは概念としての「中東」に包摂されるあらゆるもの。なので、アラブ音楽とか、イスラム建築とか、トルコ料理などそもそも一定のファン層がいるジャンルはもちろん、アレッポ石鹸とかアラム語とかジャーヒリーヤ時代の変な神様まで全て好き。
よって、当然トルコのHVAC資材も好きということになるので、
喜んで日本に紹介したい。インシャアッラー。
また、イスタンブルでは別のプロジェクトも進行中だ。
日本、トルコ双方に共通する「天災」に関すること。
まだ具体的ではないのと、政治が絡むので
どうなるか分からない。
いつかご報告できるとうれしい。