子育てしてる人が「スミマセン」と謝らない社会を創ろう! #343
皆さんおはようございます。双子パパTakaoです。
昨日からの木下斉さんのVoicyでは、解雇規制の前に時短勤務の廃止を!とのテーマが語られておりました。
こちらの意見に激しく同意です。
子育て中の方がスミマセンと言わずに、フレキシブルにイキイキと働く社会を創りたいと思います。
そのために必要なことを考え、まずは時短勤務を廃止することが、子育て世代以外の生産性も高めるために必要だと思いますので、この点をまとめたいと思います。
チャイルドペナルティはまだ続く
昨年書いた「チャイルドペナルティなう」の記事の通り、いまも連日悪戦苦闘が続いております。
子育てと仕事との両立をしていこうと奮闘ふるものの、長時間労働、職場にいるやつが偉い、オフサイト交流、フットワーク軽めな動きができるやつが登用される、夜の付き合いも大事な文化などなど、いろんな要素がからみあって、子育て中の仕事では、大事なポストを任されることがなく、結果的に男女の賃金格差が生じています。
子育て中のママパパがなぜかずっと謝っている社会
子育て中は突発的な対応も多く、何かとスミマセンを連呼しがちです。
猛烈に働いてても、16時になると、
「スミマセン、お先に失礼します。」
保育園から発熱したと電話が来ると、
「スミマセン、子どもが熱を出してしまい、早退させていただきます」
朝起きて子どもがぐったりしていると、
「スミマセン、子どもが熱を出してしまい、本日休ませていただきます」
子どもが元気になったと思ったら、自分に罹患してしまい、
「スミマセン、子どもの風邪がうつりました・・・」
子育てしていると、職場で働く仲間に謝ってばかりになりますが、本当にそんなに悪いことしているのでしょうか。。他の国でこんなに子育てに肩身の狭い思いをして働く先進国は日本と韓国だけなのではないかと思えてきます。。
両国ともに、儒教文化圏で男尊女卑で恐ろしく少子化が進んでいます、、
未来世代を育成する大事な仕事に取り組んでいる人たちに肩身の狭い思いばかりさせて、謝らせてばかりいる社会はヤバいと思います。
時短勤務で仕事は減っていないが給与は減るヤバさ
フルタイムで働いていた人が時短勤務になったから仕事が減ることはまずありません。しかも、もともとやる気のある方ですので、これまでと同じ仕事を抱え、それにも関わらず謎に短い時間で、かつ、めちゃくちゃ安い給与で働くことになってしまうのが時短勤務のサイアクなところです。
転職するにも、コンディション最悪な時期でなかなか動けない、せっかく積み上げた職場でのキャリアを大切にしたい、祖父母の力を借りれず保育園送迎体制を考えるとやむなし、などなど各家庭、各個人がギリギリの選択をしていまの環境を選んでいます。
ですが、なぜ同じ仕事をしても給与が下がるのか?
あの何もしてないオヤジよりも半額かー、えー、賞与もこんなに下がるのか〜と、
児童手当が多少増額しても関係ないレベルで急激にジブンの手取り給与が下がって愕然としてます。
仕事のやりがいを単純に考えると、仕事の経験の質と報酬です。その報酬が激減するのは、かなりダメージがあります。
私自身、育休、時短勤務、無給の看護休暇、など働き、育てども、謎に報酬が減るブラックサイクルを体験し、何度もブチギレながら、まずは時間資本の確保をと割り切って乗り越えてきました。
しかしながら、そもそも時間による報酬との紐付けがまったく今の仕事スタイルに合っていません。
場所を問わずに仕事ができる働き方の場合はそもそも時短勤務にする必要が本来はありません。コアタイム+テレワークを組み合わせた雇用形態とすれば、時短勤務の報酬罰はなくせます。
これは画期的な子育て支援になりますし、子育て中以外の社員にも生産性向上に向けたメッセージが発せられる雇用政策になります。
今の50代、60代には子育て共働きのリアリティが理解できない
奥さまに子育てを任せきりだったいまの管理職世代にはまったくイメージできないため、時間だけ短ければいいだろうと思っている認識を変える必要があります。
彼らは、急な発熱で子どもをオンライン診療や小児科に連れて行ってる時に、子どもを抱きかかえながら、スマホから仕事のメールをしたり、資料レビューをしたり、明日も休むことになった場合のコンティンジェンシープランを発動させて仲間や取引先に連携してるパパママの小児科の鬼のスマホフリックをイメージできません。
また、インフルエンザで休園になり、ショッピングモールで子供に丸亀製麺を食べさせながら、ゴリゴリノートPCで仕事をしてることもイメージできません。
イメージできないことはマネージできないため、いまの30代から40代の子育て中のフルタイム&時短勤務のパパママは誰も援軍がいないなか、とてつもない重りを背負って、ビジネスのフロントに飛び込んで、マイノリティとして生きることを受け入れています。
今のマイノリティは未来のマジョリティになる
なぜなら、どう考えても上の世代のやり方には限界があり、これからは生産性を高めて仕事も家庭も充実させていかないと、次の世代にイキイキと働く未来を残せないと感じているからです。
過去の世代の常識はいずれ、未来の非常識になります。これは歴史の常なので、いま肩身の狭い思いをしてるのは、未来の常識を創る作業の痛快なる美味しい体験だと割り切るのが、精神的には健康になります。
3人の子供の育児、家族の介護をしつつフルタイムで働くと、まぁ未来社会の課題を先取りしていますが、その分社会保障や医療の仕組みに詳しくなったり、限られた時間で生産性を高めたり、ジブンを見つめ直して、新たな発信に取り組み、新しい出会いが生まれたりと、ポジティブな変化が生まれます。
常に違和感は正しく、マイノリティだなーと思うほうがキャリアにおいては希少性が高まってると誇りに思い、ありとあらゆる手を使い、子育ても仕事も楽しみながら試行錯誤していこうと思いま
子育てしながら仕事をしていくのは、生産性を高める工夫をしまくらないといけないのに、ただただ家庭にも居場所のない、生産性の低いオヤジの雰囲気ダラダラ仕事の方が報酬が高い精度はいかれてます。
また、未来世代を育てるために、物理的な仕事の場を少し早めに出るだけなのに、スミマセン、スミマセンとお詫びしないといけないのは、おかしなことです。
歴史に学ぶと、1985年の男女雇用機会均等法が成立して初めて女性総合職として働いた方は、職場でぷかぷかタバコを吸い、灰皿が飛び交うなかで仕事を始めています。39年経過し、社会のなかで煙草を吸える環境は激変しました。
職場環境や働き方は生産年齢人口や社会の変化を受けて激変していきます。子育てと仕事の両立も、時短勤務という悪弊も、女性が9割時短勤務になっている差別的な状況も、必ず変わっていきます。10年、20年、30年経過していくなかで、確実に社会は変化していきます。
今の葛藤と両立のための様々な工夫がのちのちに人生を豊かにしてくれると信じて、悶絶しながら、子育てと仕事の両立に取り組んでいこうと思います。
パパさん、ママさん、周りは気にせずに頑張りましょうー!
スタエフ配信はこちら 時短勤務精度は廃止すべし!まず経団連企業から
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