理想の3歳児健診を考える #326
皆さんこんにちは。双子パパTakaoです。
今週は、やっと3歳児健診に双子の娘を連れて行くことができました。めっちゃ大変でした(笑)
6ヶ月、1歳、1歳半とこれまでの健診すべてにおいていろいろと問題と違和感を感じまくりましたので、今回まとめておきたいと思います。
やはり、こうした行政の健診はありがたいものの、共働き現役世代の生活スタイルと適合しておらず、デジタル化も進んでいないため、もっと利便性も効率も高めた健診ができると思います。
ですので、課題、モヤモヤと解決策を考えたいと思います。
開始時間と日時を変える
私が住んでる都内の自治体では、平日のお昼のみ小児科の健診があります。
これは、理由としては地域の医師会の小児科医の先生に参加していただくために、病院の昼休憩のタイミングを使うということが名目になっています。
しかし、共働きの場合はほぼ丸一日または半日は休まないといけないため、なかなか厳しい時間帯に設定されています。
ですので、当たり前のように行っている地域の保健センターにお昼の時間帯に行って健診を受けるというシステムを変えた方がいいと思います。
後ほど触れるオンライン診療もそうですが、触診も聴診もあるため、対面で行う場合は平日夜間、または土日にショッピングモールで行うなど、共働き家庭の動線に合わせた選択肢も提示できるととても助かります。
とにもかくにもデジタル化
母子手帳のデジタル化が大前提ですが、子育て中の健診や医療、行政手続きのデジタル化は急務です。
何回も何回も出生時の体重を書かされ、これまで受けた予防接種を聞かれ、同居家族を手書きで書くのを2人分書くのはめちゃくちゃストレスでした。
マイナンバーカードで紐付けて、出生時の記録もこれまでの検診結果も、予防接種の記録もすべてデータ化しておけば、手元のタブレットで確認して、問診表もデジタルで記入して完了できます。
保育園の内科歯科検診との重複問題をクリアしたい
デジタル化を徹底しておければ、保育園や幼稚園での健康診断結果を3歳児健診にもそのまま使えるため、健診そのものが不要になる可能性があります。
通常、幼稚園や保育園では定期的に健診をしています。そこでは身長、体重も計り、内科や歯科検診もしています。
しかしながら保育園の独自の連絡帳への記入に留まっているため、3歳児健診でもあらためて測定して母子手帳に書き込むという謎の重複が起きていました。
保育園や幼稚園に通っている場合は重複項目はなしとして、オンラインでの問診のみで完了させ、視覚や聴覚などの検査だけ別途専門医で行うようにすると、合理的にできると思います。
そうすることで、むしろ発達に課題を感じる親の相談により専門的に乗ることも可能になり、手厚い子育て支援になっていきます。
前提や昨年踏襲を疑い、新しい仕組みを創ろう
子どもの定期検診については、地域の医師会、助産師会の長年の仕組みの蓄積によって、基本的には前年踏襲でスケジュールが組まれて実施されています。
そのため、デジタル化や共働き世帯の導線に合わせた変化が生まれにくい構造になっています。
健診を受ける側の親の違和感も喉元過ぎれば熱さを忘れるため、次年度以降の改善がされない仕組みになってしまっています。
ですので、つながりのある助産師さん、市議会議員にも状況を伝えて、改善に向けての意見を提示していきたいと思います。
こうした一つ一つの取り組みから、少しでもリアリティのある子育て支援の拡充を推進していきたいと思います。
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