子どものイヤイヤで鍛えられる親の言語化能力#189
3歳の双子は絶賛イヤイヤ期を生きていきます。
自分でやりたいけど、思うようにできない、意図があってやろうとしたけども、うまくできずに癇癪を起こす、など親にとってはなかなか忍耐する場面がたくさん出てきます。。なかなかつらいっす。
感情を爆発させて来るため、あまりに長いとこちらも感情的に反応してしまい、余計に長引くこともあります。これは双子ダブルで来るとかなり界王拳10倍です(笑)
あー、どうしようかなー、放っておくしかないのかなーとも思い悩みましたが、シンプルに2つのことを意識するだけで、かなり楽になりました。
①まずは意図を肯定して、気持ちは理解していることを伝える
②その場で言葉にして伝える、フィードバックする
という2点です。
子どもの感情爆発イヤイヤは、親のコミュニケーションスキルを鍛えてくれるなと感じます。
意図の肯定と感情の発散
何かやりたいことができなくて泣いている場合が多々あります。
例えば姉妹のケンカでおもちゃを取られてしまったなど、やりたいことができなくて泣いている場合は、
その意図を肯定して感情を吐き出すのを見守るようにしています。
「どうしたー?」
「◯◯ちゃんがおもちゃ取っちゃったのー、イヤだったのー」
「そうか、そうか、◯◯ちゃんがおもちゃ取っちゃったのがイヤだったんだねー」
「うん、わーーーん」
「おもちゃで遊びたかったんだね」
「うん、わーーーん」
泣きはすぐには収まりませんが、会話がラリーできればオッケイだと思っています。
この感情の共感は、コーチングスキルとしては、リフレクティングリスニングスキルという技術になります。
相手の感情に寄り添い共感するというコミュニケーションです。
私は苦手なので、かなり意識的に反復してトレーニングするようにしています。
感情に寄り添った反応はラ・ポール(相手との親和性)が築きやすくなるため、問題がこじれる方向には行きません。
意図を肯定し、会話ができることで、子どもにとっても、自分の嫌な感情を言語化することにもつながり、言語発達にも効果的なのかなとも思います。
その場で伝えるようにする
子どもは親の言葉を理解していると思います。
そのうえで、最近はイヤイヤでなくても、気になる言葉遣いなどがあれば、冷静にその場で伝えるように意識しています。
今までは、間違っていてもいいやーと思っていましたが、きちんと伝えることで、相手の話を聴いてるというメッセージも伝わるので、気になる点はその時にフィードバックするようにしています。
例えば、子どもがお菓子がほしいと言って、
「おかしー」とだけ言ってくる場合があります。
この時に、
「◯◯ちゃん、お菓子が欲しいんだね」
「うん、おかしー」
「そういう時は、お菓子くださいって言うんだよ」
「おかし、くーだーさい」
「はい、どーぞ」
無言でぱくつこうとする
「お菓子をいただいたら、ありがとうって言うんだよ」
「ありがとうー」
「どういたしまして」
という会話をするようにしています。
「言葉にできるは武器になる」を痛感
ずっと意識してるのはさすがに、つかれるので、保育園の行き帰りだけでもこうした会話をするように意識しています。
会話が成立しているか、日本語として正しいかをきちんと伝えて、相手に対して敬意を払って、自分の意見をハッキリ言えるようになってほしいと思っていますので、こうしたことは意識してフィードバックしていこうと私のマインドセットを変えるようにしました。
内面にある感情を言語化するにはトレーニングが必要なので、このnoteに書くこともそうですが、内側にある気持ちを外に出すことにしっかりと時間をかけて取り組みたいと思います。
久しぶりに、以下の本を読み直して、言語化トレーニングの大切さを学び直しました。
また、高濱さんの動画も子育て中の親にとっては、ハッとさせられることがたくさんありましたので、参考までにリンクを共有いたします。
子どもは親の言う事は聞かないが、親のようになる、そうです。
自分の使う言葉に気をつけていきたいと思います。