いじめや誹謗中傷はなくならないよ
先日の人気俳優、女子レスラーお二人の自殺について僕の意見を今回は記事にしようと思います。
はじめに、センセーショナルなタイトルですが、決して悲観的な考え方だけで終わらす事なく、後半は良い方向に変えていけるような内容になっていると思いますので、よかったら最後まで読んでください。
では早速この【いじめや誹謗中傷はなくならないよ】となぜ思うのかをお伝えしようと思います。
先ずは、いじめのお話
結論から言いますとはじめに【いじめ】って無くなった事って今までありますか?って話なんです。この記事を見てくれている読者の方も学校生活を送っている時代に自分、もしくは他人がいじめられている場面を一度は体験していると思います。また、社会人を送っている現在でも職場のメンバーから塩対応を受けている人、上司からの執拗なパワハラを受けている人は日本全国あちこちいらっしゃると思います。それって結局、学生生活からの延長線上の【いじめ】を受けているのではないでしょうか。僕自身はそのように解釈しています。
いじめの理由は単純で子供時代は【イジッてた&いじめた相手の反応を見るのが楽しい】とかが原因であり、社会人になると【気に入らない、あいつの為、厳しく言わないと気づかない】など一見論理的に見えますが、そこに感情を上乗せし無意識に相手を傷つけている事が多分にあります。
そして、いじめをしている人はほとんど悪意が無いって事が難点なのです。何故かと言うと自己肯定感の強い人が多いからです。ここからはその点についてお話ししたいと思います。
自己肯定感が強い人は言葉の通り【自分は正しい】という意識が強く、たとえ間違ってるよと他人に指摘されたとしても中々認めません。ましてや、いじめられているのは、いじめられている相手に問題があるとか、あの態度や喋り方がダメなんだとかで自分の責任には全くできないのです。それが自己肯定感の強い人の特徴です。それと自分が優位になるようマウントを取り相手を屈服させ、さぞ自分が正しいと再認識させます。
※まぁ自己肯定感が強い事はある面ではすごく良いところもあるんですけど今回の件に関しては・・・それはまた次の機会に記事にしますね。
例として数か月前にも小学校の学校教員が同僚の男性教師をいじめていた事件があった事を覚えていますか?人格を形成する中で一番重要な幼少時代の大半を占める小学生時代は道徳やコミュニティーを育む場でとても大切な場所なのに教師が教師をいじめるって信じがたい事ですよね。。でも実際の出来事なんです。
その教師数人はその時点ではいじめを自分がしているなんて思ってもなかったと思います。それは前述した通り自己肯定をしているからです。客観視する場面(ニュースや他人の話)ではいじめは駄目な事と判断するものの、自分がしている事はいじめではないと認識しているのかもしれません。
じゃないと小学校の教師なんて務まりませんから・・・
そして次は誹謗中傷のお話
誹謗中傷する人の大半はごく普通の一般人だそうです。誹謗中傷をしているネットユーザー(アンチ)はネットで書き込みをしている全体の約1%程度と言われていますが、そのアンチユーザーは悪意は無いと思っていると思います。
何故かというといじめと趣旨が近く、ちょっと揶揄して反応が見てみたいとか、気に入らないインフルエンサーに対して自分の持論をぶつけたい(+@感情も上乗せ)が勝っているからです。悲しいかな、、、匿名や身元特定が不可能に近いアカウントを使って投稿すれば自分にはリスクがないし何を言っても自由みたいな感覚になっているのでしょうね。ちょっと大人としてどうかと思いますけど、、
しかしそのようなアンチになってしまった方々を真っ向から批判するような事もしたくないのでここで言わせていただきたいと思います。
今回の新型コロナウイルスで多大なストレスや被害を被った人たちはたくさんおられます。日々の生活が一変した。休業要請を受け自宅で数週間過ごすことになった。仕事を失った。給料が減った。学校に行けなくなった。DVを受けた。虐待にあった。仕事が出来たとしても逼迫する状況で周囲から粗相な言葉を発せられたなど他にも例を出すとキリがないですがどれか一つくらいはあったと思います。
そんな状況の中で平常心を保ち、穏やかに過ごす事ができた人は日本中の中でも数少ないのではないでしょうか。
僕自身も今回の件でストレスが全くなかったとは到底言えません。
しかしながら、コロナのせいで何かに不満をぶつけたとしても何も良いものは生まれないと分かっていたので特に大きなトラブルになる事や、相手を叩くような真似はする事なくひとまず過ごせました。しかし誹謗中傷と言われる事をされたアンチの方はそこ(穏やかな心)が欠如していたと言っても過言ではありませんね。多分日々の生活に不満があったとした言いようがありません。だって充実してる日々がある人だったら決してマイナスな発信や投稿はしないでしょ。
結果的に日々の不満や相手に対しての妬み嫉みが、いじめや誹謗中傷の原因になるのです。
そんなこんなでコロナしかり、色々なフェーズを考えた上「イジメや誹謗中傷はなくならないよ」という、センセーショナルなタイトルにしました。
さて、ここからは解決策としてのアクションプランなのですが、この記事を読んでくれた読者の方々はお気づきだと思いますがマジで簡単です。
①まず相手の立場になって考える癖を身に付ける。
②自分がされたら嫌な事は相手にもしない。(たぶん上と同じ)
③善悪を考える。
④配慮した言葉の選び方をする。
それが身の回りや世の中を健全にする唯一の方法だと思います。
結構①から④は小さい時から親や年上の人たちから一度は耳にしたと思いますが、今一度この内容を思い返してみて、ぜひこれからの生活に活かせていただければ幸いです。
それでは最後まで読んでいただきしていただきありがとうございました。
またこの記事が良いと思ったらシェアしていただけると幸いです。