身体論序説
体が重い。食べてはならないと思いつつ、やっぱり食べてしまった。体を軽くしたいと常々思っている。体をどうにかしないといけない。体が重過ぎる。汗を掻いて、体から脂肪を落とし切って、血の巡りを良くしたい。動きをスムーズにしたい。内臓脂肪を減らしたい。体力をつけたい。35キロ落としたい。明日から、今からすぐ、生活習慣を整えたい。
何度も何度もそう思い、またそれについて書いてきた。だが、問題は、書いても書いてもそれを読み返すことをせず、すぐに忘れるということだ。
ここに書いても忘れるのだ。忘れないように書いても忘れる。紙に書いても、ブログをやっても、すぐに忘れる。
自分を疑うことをやめよう。体の思うがままに任せてみよう。自分を否定することをやめようと思う。体はきっと知っているはずだ。分かっているはずだ。
理性や意識や意志から一度離れてみたい。体は分かっている。体に任せてみよう。感性と無意識と自然に、体を委ねてみよう。
ということで、とにかく我慢をしない、窮屈にならないように心掛ける。体が楽なようにする。
身体が楽になる、動き易く、落ち着くようなやり方を日々編み出していきたい。
身体論序説である。