動き・流れ・リズム
自問自答しても仕方ない。内面を見つめる「才能」が無い。「ちゃんとしなきゃ」と思えば思うほど、ドツボに嵌る。だが、それが良くないことだと分かっていても、別のやり方を知らなければ、知ってそれを実行しなければ、結局同じやり方を踏んでしまうだけだ。
反省するな、ということだ。実行し、実行する。計画を立てるな。実行せよ。実行し続けろ。行動せよ。反省するな。改善するな。循環するな。やり直すのではない。修正し続けろ。動き続けろ。手を動かし続け、体にリズムを与え続けろ。考え続けろ。継続せよ!そうだ。その調子だ。
循環的な、スパイラル的な構造が苦手なのだ。自由な運動が好きなのだ。絶え間なく、辺りをそわそわ動き続ける。
反省するな、実行せよ。考えるな。体を動かせ。迷うな。立ち止まるな。立ち止まって考えるな。頭で分かろうとするな。体全体を使って、五感をフルに使って理解せよ。目と耳と舌と鼻と皮膚全体を、全部使う。思考するのではない。体を、動きを、肉体を使う。
頭を使わない。私の頭は、反省や回顧や思考や想起に向いていない。内面などない、空っぽな心なのだ。行動、運動、動作、作業。時間というものがなく、ただ作業の経過、体の疲れ、心地良い流れだけがある。それだけで生活が動いていく。
そうだ。その通りである。