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イタリアで生活していて、日本のこの商品がどうしても欲しい!

Buongiorno ! 平成元年からイタリアのミラノに住んでいるtakaoです。イタリア情報をブログで発信しています。

グローバル化が進んでか、今の時代、世界中だいたいどこでもほぼ同レベルのクオリティーのものが手に入ると思うのですが、どうしてもこの2つだけは日本の方が良く譲れないと言うものがあります。
まず1つ目はサランラップ、クオリティーが全く違います。
こっちのはまず切り難い。それはセロファンの素材の問題というよりも、切る部分の問題で、綺麗に切れることはまずありません。もう今では我が家でイタリア製のラップを使うことはありませんが、知り合いの家などに行ってこのラップを使わないといけない時、「もう少し切る部分をきちんと作れば綺麗に切れるのに」といつも思いながら切っています。
こちらのラップのセロファンを力任せに切ると、無理矢理切っているのでまっすぐ真横ではなく、斜め方向に裂けたようになり、切った部分がぐるぐると巻いたようになってしまいます。
あとお皿などを覆う時にも、あまりピッタリとくっつきません。これも切った部分がくるくるになっているからそうなってしまうのか…
いずれにしても切る部分さえもう少しピシッと切れるようだと、色々な問題が解決してくれそうです。
なので、日本からイタリアに帰ってくる時には食料、本、それにサランラップもたくさん買って帰ります。何度かイタリアに住む知り合いにも買って帰ったことがありますが、一度日本製のラップを使ったら、やっぱり彼らも日本のクオリティーの違いをわかってくれます。あまり宣伝しすぎると私の荷物が持って帰れないので、気をつけていますが…  笑
もう1つ、ファッションの国イタリア、イタリア人は他の国の人よりもエレガントです。特にミラネーゼ、派手な格好はしませんが、とてもシックで、きちんと服を着ています。ただ1箇所を抜かして…
え? なんでこんなにおしゃれしてる人が?と思うことも結構あります。
それは、なんだかわかりますか?
傘、みんな壊れた傘をさしているのです。「ここまでかっこよく服を着ているのにこの傘?」という感じです。当然、みんなわざと壊れた傘を持っているわけでは無いのですが…
とにかくこちらで販売されている傘の品質がめちゃくちゃ悪いのです。ちょっと風が吹くと傘地の部分がひっくり返ってしまうし、風向きが逆で無くても風が強いと傘が閉まってしまうことがあるので、手で上はじきの部分を押さえておかないといけません。
で、傘地の部分がひっくり返ると、すぐに骨の部分が折れてしまいます。とにかくイタリアで買う傘はめちゃくちゃデリケートで、ちょっとしたことで壊れてしまうんです。なので、みんなしょうがなく、こう言った傘を持つようになるんですね。
みんなきちんとした身なりをしていて、せっかくおしゃれしているのに傘だけ壊れていては台無しです…
一方日本の傘、ビニールの500円の傘でもかなり丈夫ですよね。色も透明なのでいろんな色に合わせることもできるし、なんと言っても安くて丈夫なのが魅力です。
あと、イタリアの傘はボタンを押して開く部分(下はじき)、これもボタンを押しても自動で開かないことが多いので、自分で広げたり、閉める時にもきちんと穴におさまらなかったりで問題が多いです。
私の家にもいくつか傘があるのですが、日本で買ったものはそのままちゃんとした状態で残っていますが、こっちで買ったものは全て壊れています。最近では日本から持ってきた傘がいくつかあるので、イタリアで傘を買うことはもうありません。
イタリア人にも日本の傘の値段と、丈夫さのレベルを知ってもらいたいです…
実を言うと本当は他にも色々と日本の方がクオリティーが高いものはあるのですが… この2つは特に気になります。
Ciao !

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